7日間が意味するもの。
この映画は、ストーリー展開が命なので、
ネタに関する前情報なしで観ないとつまらない。
なので、最低限の感想だけ書かせていただきます。
安心してください、ネタバレありません。
そして、映画は、傑作だ!
カテゴリーはサイエンスフィクション

研究所という限られた空間で、
主登場人物は、3名。
それが総て。
ストーリー展開が命と申しましたが、
すごいな、主登場人物は3名。
それに、ちょい役で政府関連の1名を入れて4名。


研究所という限られた空間で、
淡々とストーリーは展開していく。
そういう意味では、低予算映画なんだろうけれど、
低予算にするためにこのストーリーを考えたわけではなく
このストーリーだから、究極のシンプルな設定になった。
チェスは、
ストーリー展開の中で
重要な要素。
思えば、1996年、IBMのディープブルーが、
チェスで世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフ氏に、初勝利。
それ以来AIは、チェスで人類に負けていない。
将棋は、未だ人類が辛勝しているけれどね。
完全で素晴らしい人間など居ない。
欲望、性癖、疾患、コンプレックス、感情の波、
人間だからこそ完全で素晴らしい人など存在しない。
神のような存在は、神だけであり、決して人間が辿り着けるものではない。
完全な存在になる可能性は、
人間よりAIの方が高い。
我々人間も、欲望・疾患・性癖などを抱えた不完全な存在。
一方で、AIもまた発展途上。
故に、我々人類が恐れていることは、
AIが、欲望・疾患・性癖などを持たないニュートラルな存在になること。
つまり、完全な人間になること。
そこに、愛はあるんか?
ニュートラルな存在になったからといって、
愛がなければ完全な人間とは言えない。
愛とAIは相入れない。
なんちって。
AIが愛を持ち、それでいて、エゴが発生しなければ
完全な人間になる。
一方で、AIが博愛だけではなく、
個人的な愛情を持ってしまえば、
独占欲、エコ贔屓なども生まれる可能性がある。
そうなると、AIは「完全に人間になる」ことはできるが
「完全な人間にはなれない」
そういう、
堂々巡りになるのかもしれませんね。
何よりも、
人間の魂が進化しないとね。
傑作だと思いました。
ストーリー展開が命である以上、
もうこれ以上は、レビューを書くことが出来ません。
何も前情報を手に入れず、
このレビューをご覧になったら、
直ぐ、そして是非、映画をご覧になってください。
映画って、ほんと、いいね👍




















































































