ひらやすみ
ドラマレビュー

優しく丁寧に生きる。
主人公のヒロトが、いいですね〜。
こういう人が、私の身近には居ないのですが、
居てくれるといいな〜とか、
ヒロトを中心とした関係が、いい関係だな〜とか、
この世界の住人だったとしたら、
自分はどんな感じなのか?とか、
なんだかとても羨ましくなったのです。

食事や料理を作るシーンが出てきますが、
自分や家族が食べる食を、きっちりつくる。
そういう設定もいいですね。
全ては食からですから
毎日の食を蔑ろにはできませんね。
ドラマの
半沢直樹でも
まともな人の「食」の設定は大切でしたね。
夏休みみたいな生き方。
なんだか、開放的で、優しくて、自由で、
小さい頃の夏休みを思い出します。
夏休みを一つ超えると、なんだか、成長するみたいな。
そんなふうに私が思うのは、
私自身が、このドラマの中で生きていないからだとは思うんですよ。
ドラマの中の人たちは、それぞれ悩んでいるわけですから。
でも、なんかこう、、、いいなぁ。
子供の頃の夏休みみたいな、生き方なんだな〜と。

なんでしょうね、、、
そう思うってことは、、、
自分が成長するに従って、忘れてしまった生き方なのか?
そもそも、
自分が体験したことのない生き方なのか?
そうなってくると、
自分の今の生き方において、
もしくは、今までの生き方において、
優しさと丁寧さが欠けていると、気づく羽目になるのです。
ヒロト役の岡山天音さん
なつみ役の森七菜さん
二人の演技が凄すぎる。
自然すぎて、凄すぎる。
俳優さんって凄いですね。
森七菜さんの演技は、樹木希林さんに似ているところもあるな〜。
なんて、なんだか、面影を見るようで、懐かしさもあります。



釣り堀の良さって、
これもまた、夏休みのような?非日常の
時間なんでしょうね。

都心ですと、市ヶ谷駅から見える、あの釣り堀に、
「行ってみたいな〜」なんて、
市ヶ谷の駅からは見ながら思ったことはあります。
そういう時って、クライアントへ向かう時だったり、とにかく忙しい。
なので、実際行ったことはないです。
釣り堀の何が面白いのか?
きっと、釣り堀自体は面白くはないと思うのですが、
そこで、過ごす時間の良さは、なんとなく分かる気がします。
現在の川の流れから、少し距離を置いて、自分を見つめ直したり
調整する時間なんでしょうね。
考えてみれば、そういう時間は必要ですよね。
考えてもみてください、
夏休みが無い学校生活なんて!絶対嫌だ!
嫌でしょう!
なつみ役の森七菜さん
あかり役の光嶌なづなさんとの
美大生コンビは、めっちゃリアル♡


何を隠そう、私もかつては、美大生でした。
科によって、学生の雰囲気は違うのですが、
なんか、絵画系だとリアルだな〜と、思えたのです。
動作とか、良く研究されていますね。
俳優さんって、凄いなぁ〜。
たぶん
私を含めて、多くの人の生活リズムは、
吉岡里帆さん演じる、よもぎだったり
吉岡界人さん演じる、ヒデキなんでしょうね。
とても、肩が凝っている、頑張っている普通の生き方。
暇そうに生きている人をバカにしたり羨んだり、複雑な心境で見る側。


それが、ヒロトの、丁寧な優しさで、
肩の凝り、心の凝りが解けて
夏休みみたいな時間を得る
ステーブ・ジョブズの死の間際の言葉を思い出しますね。
やっぱり家族との愛だな〜



親友って、、、
こういうのを親友って言うんだよな。
羨ましいな。


エンディングもいいな〜♡
すごくいい♡
最後の
吉岡里帆さんのセリフもいい。
私は、
「ひらやすみ」に魅力を強く感じてしまった。
このドラマの中に入りたい。
私に欠けていることが、
このドラマにはあるんだろうなぁ〜。
きっと、それは、愛なんだろうなぁ〜。
私も、
残りの人生、もっと丁寧に、優しく生きようと。
改めて想ったのです。
気づかせていただき、ありがとうございました。
皆さんも、是非、一度、ご覧になってみてください。
2026年1月2日から再放送らしいですよ。
私は、オンラインで一気観型なので、TVは観ませんが。
軽めレビューでした。
映画ってホントいいね👍



















































































