私はいつも思います。
食べないで、そして寝ないで、体が汚れないでいられたらいいのになって。老いないでいられたらいいのになって。
だって人間は、食べないと死んでしまうし、寝る場所も確保しなければならない。
それに、体は毎日毎日常に汚れ続けて臭くなります。臭く不潔になると、周りから嫌われる。だから必然的にお風呂に入らねばならない。
人間は、他の動物と同じように食べないと死んでしまいます。
他の動物たちも、自然界の動物たちは、食べるために過酷な生存競争にさらされています。
人間も、やはり「生存競争」にさらされながら生きているといえます。
この世に生まれてくると、もれなく「競争」というものにさらされる。
どんなに平和で治安の良い場所でも、さらされてしまいます。
競争というものがあるから、人間にも格差が生まれます。
自然界の動物たちに厳しい生存競争があるかわりに、多くの人間は、大人になったら会社という場所へ行き、働かねばなりません。
私はそれが、とてつもなく苦痛で辛いなって感じています。
社会に出て自分の体、寝る場所、体の汚れを落とすそのために、お金を稼がねばなりません。老いて弱ってゆく将来の自分自身のためにも、また子供がいれば、子供のためにも、身を削って働かねばなりません。
今日、お金を稼ぐことのとてつもない大変さを感じさせられました。
精神科の病院のリワークを卒業していった方々は、就労移行支援に移っていたり、就職するための専門の厳しいリワークに通ったり、またA型の雇用契約を結ぶ形の事業所へ通って就労を目指したりしていました。
どれも内容をきくと、私にとっては、大変に厳しいものだなぁと感じられました。
電話対応の訓練とかパソコンの訓練とか、A型事業所でも賃金を得ているから、下手に休めず、皆、「食べるためにお金を得る」そのことだけに、かなりのエネルギーを割き、自分の時間をかなり割き、血のにじむような努力をしていたのです。
そんな話を聞いた時、とてつもなく悲しい気分になりました。
大人になったほとんどの人間は、定年を迎えるまでは、働かねばならない。自分の身を削り、自分の時間をかなり削り、ほとんどの人々は、好きでもないお仕事の時間のため、様々なものを「お金を稼ぐ」というそのために、削りながら、時には血の涙を流しながら生きねばなりません。
この世は、特に人に生まれてくることは、何て残酷なんだろうかと感じております。
私には、大好きな事の才能が無いため、私もいずれ、「お金を稼ぐ」そのために、沢山のものを犠牲にしなければなりません。
「めしを食い、体を洗い、寝る場所を確保し、老いに備える」というこの世に生まれたら、逃げられないその運命のため、「身を粉にして、辛い想いをしながら、血を吐くように働く」ことを、人間は、生きてゆきたいのならば、あらがえないその運命の中で生きねばなりません。
大好きなことを仕事にしている方々は、正直言って少ないと思います。
私だって、才能があって作家になれればよかったのに、私には才能が無かった。
だから、将来は、好きでもない「仕事」という名の束縛から逃れることはできません。
はっきり言って、本当は働きたくなんてないです。大好きなことがあるので、本当は働かなくて、大好きな事をずっとずっとしていたいのですっ!!
でも、人間としてこの不自由な三次元世界に生を受けてしまったのならば、ほとんどの人は、「好きでもないこと、厳しい仕事や上司とのお付き合い、辛辣な人間関係等」を大人になったら、やっていかねばなりません。
お仕事をするってことは、お金を貰う代わりに、責任が問われるから、本当に厳しい環境の中で、ほとんどの人が苦しみながら過ごしてゆかねばなりません。
私は、そんな地球での三次元空間のこの世界が、いまいち好きになれないのです。
よく霊能者などのスピリチュアルな方々は、「この世は修業の場」とおっしゃいます。
本当にそうだと感じます。この私たちのいる三次元空間は、本当に厳しい世界で、かなり過酷な世界ですよね。
食べなければ死んでしまう。寝る場所を確保しなければならない。毎日毎日、臭くなる体を洗わねばならない。老いに備えねばならない・・・・・・。ほんと、いつもいつも、そんな不自由な体なるものを持っている自分が嫌になることがあります。
この世が本当に厳しいのは、何よりも多くの人々が、好きでもない事に沢山の時間を費やし、怒られたり失敗したりと辛い経験をしながら、血を吐く想いでお金を稼がなければならないことです。
しかも、人により、実力が違い、勿論格差が生まれます。
仕事が元々できる人はできるのですが、発達障害や持って生まれた気質上、仕事ができない人もいて、そこでまた、格差というものが生まれ、苦しみます。
小説を描くのだってそう。格差ができるのです。
才能のある人は、いずれ賞を取り、大好きな小説執筆の仕事ができ、それでお金を稼げる!
でも、どんなにどんなにどんなに小説執筆が大好きでも、元々持って生まれた才能という偉大なるものが無い人は、小説では飯は食えず、趣味としてやり、その他の多くの時間は、好きでもないお仕事で埋められ、ストレスを感じながら、苦しみながら生きてゆく。
しかも、この世の厳しさは、死ぬのも大変なことが多く、妊娠・出産もとてつもなく大変です。老いてゆくのも、一種の苦しみです。
生まれる時も、赤ちゃんは大変だそうです。
ほんとうに、この地球という星の三次元空間に生まれ落ちてしまうと、そこから試練の始まりなので、大変だなって思います。
子供時代にもいじめがあったり、またこの世を渡ってゆくため、勉強をしなければなりません。それも大変です。中学からは、特に勉強が難しくなったりして、大変だったり、競争に「勝つ」ため、塾に通ったりもします。
幸せだと言えるような人生を送っている人でも、勉強の大変さや、妊娠・出産の大変さや、死ぬことの苦しみや、病気の苦しみ、老いる苦しみなどからは、逃れることはできないのです。
それを考えるだけでも、この私たちがいる世界って、何て大変なんだろうかと感じてしまいます。