先日、お客様のリクエストで『ENDLESS-STORY』を歌った。
私の思い出の曲だ。


この曲は、映画『NANA』で、主人公のナナと恋人のレンが別れる場面に使われた。

レンが東京に向かう電車から、出発の合図と共に電車から崩れ落ちるように降りたナナ。

切ない別れのシーン。


私にも同じ経験があった。

去年別れた彼氏と一年半の間、遠距離恋愛をした。


同じ街に住んでいたが、彼が会社の転勤で関東へ移動になったのだ。

彼がこの街を去る日、駅で見送った私は号泣。

まさに映画と同じだ。

(しかも駅で泣いていたのをお客様に見られ、後で「アヤは何であの時泣いていたの?」と聞かれ大汗…)


…この歌の歌詞に“重ねた手、離さないで”とある。


私もずっと彼と手を繋いでいたかった。

離したくなかった。

家族より大切だと思えた人で、私の人生を変えた人。
彼と出会っていなければ、私は離婚できなかっただろう。


残念な事に別れる結果になってしまい…

原因を簡単に言えば、彼が私を心から愛していなかったからなのだが。


遠距離恋愛は愛の深さが試される。


良い経験になった。


人を愛するという事を学ぶ事ができた。

今は完全に吹っ切れている。

だからこうして書けるのだ。


去るものは追わない。


でも未だにこの歌を歌うとあの時の切ない気持ちが思い出される。



“重ねた手、離さないで”