今朝、別れた夫の夢を見た




いや




正確に言うと




もうすぐ正式に別れることになるであろう夫の夢を見た






色鮮やかな鮮明な夢だ






夫は私じゃない女と一緒にいた





夫は私じゃない女と一緒に笑っていた










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2017年の初夏



私は最愛の人と結婚した










そして



2018年の秋




私と夫は泥沼の争いに突入していった









振り返ると


私たちの結婚生活はこうだった





私は夫に経済力を期待し



夫は私に主婦力を期待していた





これが争いの火種になった





でもそれは表向きの闘いだ






本音の闘いは



私は夫に


「ありのままの私を受け入れてよ」と主張し続け



夫は私に


「ありのままの俺を受け入れろよ」と主張し続けたことだ







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今朝



胸くそ悪い夢で目覚め



布団の中で何度も寝返りを打ちながら




ここ数ヵ月



自分自身に問い続けてきたことを



心の中で反芻する








 「ありのままの私を受け入れてよ」 




これって本当に夫に求めてたことなの?




 「ありのままの俺を受け入れてよ」 



これって本当に妻に求めてたことなの?





お互いさ


心の奥底で


親に求め続けて


叶わずにきたことでしょ





本当は親にこそ言いたかったけど


ずっと言えずにきたことでしょ




お互いがお互いに


親の代理をさせようとしてたってことでしょ






まったく




いいトシして笑っちゃうね




そんなの上手くいくわけないよね




でも自分の中で終わってないことは



気づくまでやるんだよ



自分で気づくまで



相手を変えてでもやり続けるんだよ






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布団の中で



最初はぼんやりしていた頭が



どんどんクリアーになっていく





私は私に問い続ける








 ありのままの私を受け入れてって言葉 



もっともっともっと言いたかった相手が他にいるよね




それ



本当に言いたかった相手って




夫でも



親でさえもないよね






「ありのままの私を受け入れて」って言いたかったの





本当は自分にでしょ




自分自身に一番言いたかったでしょ








自分にこそ認めてほしくて




自分にこそわかってほしくて




自分にこそ受け入れてほしかったんでしょ






親は子供を無条件に愛するっていう幻想に


囚われ続けてたよね




親だったら


どんなに惨めで


どんなにみっともなくて


どんなに情けない自分さえも


愛してくれるはずっていうカンチガイに


がんじがらめになってたね





無条件で愛してくれるはずの親にさえ



受け入れてもらえない私の本質



自分の黒さ



自分の肚



自分の根っこの部分



私の肝の部分ってのをさ




ずっと



見て見ぬふりしてきたよね



フタしてきたよね



隠し続けてきたよね



気づいてしまったら大変だとばかりに



目を反らし続けてきたよね




だってこれを表に出してしまったら



大好きな人たちに



愛されなくなってしまう



嫌われてしまう



ひとりぼっちになってしまう






そんな幻想に囚われて



こわくてオソロシクテしかたなかった







こわくてオソロシイから



自分でも



認めたくなかったね



受け入れたくなかったね



確かめたくなかったね



向き合いたくなかったね






自分が自分の一部分を



見て見ぬふりし続け



隠し続け



否定し続けた







自分こそが



本当の自分自身を受け入れられずに生きてきた






私自身に私を隠され続ける


不安と焦燥









常に心の奥底に


不安と焦りが居座り続け


息を潜め続けてる







いつも何をしていても




不安で心配でたまらないから




自分を愛していそうな人(夫)に



要求したね





ありのままの私を受け入れてよ



私を心の底から安心させてよって








こんなの土台無理な話だな




こんなの



夫に要求することじゃない



他人に要求することじゃない



親にさえ要求することじゃない





自分の中で終わらせない限り



誰にも終わらせることができないやつだ








思えばいつも



 私はこの見えない不安と焦りから行動してたんだ



だから上手くいかなかったし




上手くいきかけると自分でぶっ壊した
 



ものの見事にぶっ壊し続けてきたんだ












生粋の人生デストロイヤーだ w






人生のデストロイヤー




私ってば


これのプロ中のプロだ w







ねぇ



私たち夫婦は



やっぱり似た者同士だったね





お互いプロ中のプロ同士だったね




ここで引かれ合っちゃったんだね




だからあんなにもすぐに


「この人!」ってわかっちゃったんだね







上手くいかない自分でも愛してくれるの?




みっともない自分でも認めてくれるの?





惨めな自分でも受け入れてくれるの?





私は常に自分を試し続けてきたんだ 





上手くいかない自分を



みっともない自分を




惨めな自分を




ダークな自分を




拒否れば拒否るほど




それはそれは強烈に




自分が自分に突きつけてくるんだ






こんな自分も愛してよ



こんな自分も認めてよ



こんな自分も受け入れてよって







終わらない

自作自演の無限ループ








もう降参するしかないんだ





私はかっこよくなんて生きられないんだ






惨めで



情けなくて



腹黒くて



みっともない自分を




受け入れて



抱きしめて



そうやって生きていくしかないんだ







それが紛れもなく




なんだ







もういい加減



私は私に降参しよう







今までゴメン





いないフリしてごめん






隠し続けてごめん






叫びたかったよね





私はここにいるよ!って






私を見てよ!無視しないでよ!って





早く私も表に出してよ!って











超ド級のブッ壊しがやってきて





ようやく気づいたよ




ようやく向き合ったよ




ようやく降参したよ






もういないフリなんて絶対にしないよ




もう隠し続けたり絶対にしないよ





私が一番に見つけてあげる



私が一番に聴いてあげる



私が一番に愛してあげる




もうそれを人になんて頼まない



もうそれを人になんて期待しない



もう代わりに人にやってもらおうなんて思わないよ





私が私の一番の理解者になるよ




私が私の最愛の人になるよ







強烈にひとりぼっちを恐れてたのは



自分にひとりぼっちにされるのが怖かったんだね



自分に置き去りにされるのが怖かったんだね



自分に無視されるのが怖かったんだね









本当に長かったな





やっと不安と焦りから解放されそうだわ