「羽毛の間に空気がたくさんつかまえられているんです」

 

寒い季節には、たくさん服を着ますね。

たくさん服を着て体温が逃げていかないようにして

暖かくするんですね。

 

ところで、羽毛をつかったダウンジャケットなどの服を着ると

そんなに厚着しなくても、暖かくなると感じます。

ダウンジャケットは軽くて、厚着しなくても暖かいので

とても便利ですね。

 

ダウンジャケットがどうしてこんなに暖かいのか

ちょっと詳しくしりたくなりますね。

 

ダウンジャケットが暖かいのは、中に入っている羽毛が

空気をたくさんつかまえているからなんです。

 

空気は分解していくと、目に見えないミクロの粒々になります。

粒々のことは、かっこよく空気分子(ぶんし)と名前がついています。

 

空気分子(ぶんし)は、熱のエネルギーを食べると、

あっちこっちへと元気に動き回るようになる性質があります。

 

熱のエネルギーを食べて、

自分が動き回る運動のエネルギーに変えてしまうんですね。

ちなみに、

私たちも、食べ物を食べて、熱のエネルギーを食べて

動き回る運動のエネルギーに変えています。

 

さて、

 

空気分子(ぶんし)が元気に動き回っているとき、

私たちは温度が高いと感じて、暖かいと感じます。

 

温度は何かといわれると、う~ん、何か得体のしれない何かとなってしまいますね。

空気分子(ぶんし)の元気具合が分かるようにしたモノ見るものなんですね。

 

空気分子(ぶんし)が元気とか元気がないというより、

温度が高い、低いといったほうがわかりやすいですね。

 

さてさて、

ダウンジャケットの中にある羽毛は、いっぱい小さいすき間があって

空気分子(ぶんし)をたくさんつかまえています。

 

さらに、ダウンジャケットの中では羽毛がたくさんあって

ダウンジャケット全体でみると

ダウンジャケットの中にたくさんの空気分子(ぶんし)

をつかまえています。

 

空気分子(ぶんし)をつかまえるというと、

クサリで空気分子(ぶんし)をつないで

動けないようにしているイメージを思い浮かべますね。

 

現実の羽毛の中にはクサリがなくて、

羽毛の間にたくさんの小さいスキマが開いています。

 

たくさんの羽毛の小さいスキマの中で

自由に空気分子(ぶんし)が動き回れるようにしているんだけれど、

 

スキマが小さいのですぐに空気分子(ぶんし)は、羽毛にぶつかって、

はね返ってくる回数が多くなって、

あんまり外に逃げていかないというイメージです。

 

それで、結局、

空気分子(ぶんし)はあんまり外に逃げていかないで、

羽毛のスキマをあっちこっちへと自由に動いているんですね。

 

これで、空気分子(ぶんし)がつかまえられたという感じになているんですね。

 

ダウンジャケットを着ると、

ダウンジャケットの中の羽毛につかまえらえている空気分子(ぶんし)が

私たちの体から出てくる熱のエネルギーを受け取って、

元気に動き回るようになります。

 

空気分子(ぶんし)が元気になると温度が高くなって、

私たちは暖かいと感じるので、

 

これで、ダウンジャケットの温度が高くなって、

私たちは暖かいと感じるようになるんですね。

 

羽毛は、うまく空気の性質を利用しているんですね。

水鳥の羽は、すごいですね。


 

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