私のひとつなぎの物語part5 | ムーンチャイルド

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人生の物語をはじめませんか?


『私とあなたが初めて出会った場所はこの木の下なの。』

彼女は、そう言った。その時も傘をクルクルと。。


木に触れるとあたりは光があふれた。
通る人々の表情が明るくなり、

『あなたが笑わなきゃだれも笑わない。だからもう心で泣かないで』

『また話そうね!』


・・・・彼女には、心がかくせないのだな。




僕の涙の理由。。


走馬灯のように、心の世界がひろがる。


ひまわりの咲く季節。 日差しがまぶしかった。
日差しの先にある笑顔、とても笑顔の似合う女の子といた。最後に、彼女を泣かせた日。

過去も現在も振り向けば動いてる。まるで今のことのように。

この出会いが、過去を取り戻す瞬間で信じがたいけど
僕はこの日を境に心のなかに生きることになる。