幼なじみ・・・③(終わり) | 26才 ゼロから起業への道

幼なじみ・・・③(終わり)


 そして、26歳になり




 私はひとり旅に出た・・・。




8月に4年ぶりに帰郷すると決めていた。




ところが、彼女は8月の頭に仙台に引っ越した。





年内に籍をいれるから、彼氏のいる仙台に・・・





とても逢いたい友人だが今回は逢えないかと

思っていた。




 しかし、彼女も3日だけ戻ってきた。




内容は過去ブログへ・・・。








 お互い26歳・・・もうすぐ27歳



 私は、独立に迷い揺れ、ふわふわと転々と旅を

していた



彼女は、長年の迷いを決断へと変え結婚を決めた




 幼い頃から知っているが



 いまだから話せることがお互いたくさんある










 彼女は年の離れた兄と姉がおり末っ子だ



 両親もとても彼女を可愛がり、彼女の父は


 兄や姉の前でもおまえが一番可愛いと宣言していた。




 親の愛情を知らないで育った私とはまったく違う。



いまだに、彼女の父と彼女と飲んでてもそれは

すごくわかる。



 結婚がきまり仙台にいった彼女に



 ほんとよかったけど、おとうさんさみしいよなあ。



 と、言った私の言葉をきっかけに



 彼女の告白がはじまった。



 雨の中、人の家の土地に車を止め話した。




 おとうさんがあたしを1番かわいいっていうのも

すごくわかってる・・・



 でも、それがどっかでずっと重かった



 年が離れた兄姉はとっくに結婚して家におらず


 いろんなことやめて戻った末娘の自分を両親が

喜んで受け入れたこと


 もう家にいるのが当たり前だと思われている

自分・・・



 私は、逆だった


 何かあっても実家にかえることは許されず


 一人で生活していた



 そんな私とも自分を比べたらしい



 両親の気持ちが重いと感じながらも

自立しきれず


 どこか甘えてしまう自分



 彼女がそんな風に思っていたなんて

いままで全く気づかなかった・・・



 両親にストレートに愛される彼女がどこかで

うらやましいくらいだったのに・・・



 だからこそ、離れた場所でも結婚して


 しっかり生きていこうと決めたらしい。




 そんな話の数時間まえ、彼女の買い物に

付き合った



 一生懸命、彼氏と二人分の食器やら

生活雑貨を選ぶ彼女を




 すこし照れくさいというか不思議な気持ちで

見ていた



 26歳だもん・・・そりゃあ男と暮らすときに

食器選んだり私だってするわ



 でも、幼なじみのそんな姿は


 どこか照れ臭く感じて



 ほほえましくも感じてしまった。




 ひととおり話終わると








 んじゃ、またねと




毎日、じゃあ明日ねと別れていた頃みたいに

軽くサヨナラした。




次に逢えるのは、また数年後かもしれない・・・



しかし、また逢ってない時間なんて感じないくらい

普通に話すんだと思う。






 そんな友人は最高だ・・・・・




自分がどれだけ幸せか




いつも気づかせてくれる。



 

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