今日はせっかくの休みなので、
町に散歩に来ていた・・。
しばらく町を歩いていると、
色黒の女が話し掛けてきた。
「おにいさ~ん、今暇ですかぁ?
一緒に遊びませんかぁ?」
・・・・・・・・・・・。
なんだこいつは・・・?
全身バカみたいに日焼け
しやがって、なんのつもりだ・・?
「あ、僕はいいです・・・。」
そう言って歩き出した。
しかし、10メートルも歩くと、
また違う女が話し掛けてきた。
「おにいさ~ん、今暇ですかぁ?
一緒に遊びませんかぁ?」
・・・・・・・・・・。
しかもまったく同じセリフ・・。
しかもガン黒・・・・・。
「ああ、いいです・・・。」
当然断わり歩き出す・・。
しかし、10メートルほど先に、
また違うガン黒女がたっている・・・。
・・・・・いやな予感・・・。
しかし、当然の様に、
「おにいさ~ん、今暇ですかぁ?
一緒に遊びませんかぁ?」
と言って来た。
・・・・・・・・・・。
おいおいおい・・・・。
ジェットストリームアタックかよっ
なんで10メートル置きに
立ってんだよ!!
完全に黒い三連星じゃねーかっ!!
なにしてんだよっ!!
オルテガみたいな顔面しやがって!!
マチルダさんに謝れよっ!!
だいたいなんで俺ばっかに
声かけんだよっ!!
絶対変な絵売りつける気だよっ
解ってんだよっ!!
俺をあほ扱いすんなよっ!!
ザクとは違うんだよザクとはっ!!
甘くみんなよっ!!
親父にもぶたれた事ないんだよっ!!
なんかだんだん腹立ってきたよ!!
お前のパイロットになってやろうかっ!?
俺のビームサーベルでも、
突き刺してやろうか!!
ヒーヒー言わしてやろうかっ!!
ジオン軍も真っ青の、
白い悪魔でも出してやろうか!!
ヒーヒ言わしてやろうか!?
だめだっ!!
もう我慢できないっ!!
アムロ、逝きまーす!!
「うらぁぁぁぁああぁぁぁぁ!!!」
「キャア!?どうしたんですか急に!?」
「これがわいの、
ビームサーベルじゃぁぁぁ!!!!」
「キャァァァァ!!!へっ、変態がいます!!
だれか助けてぇぇぇぇ!!」
「白い悪魔でも、くらえぇぇぇぇぇ!!」
「きゃあぁぁぁぁぁ!!
だっ、誰か助けてぇぇぇぇ・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
っと言ったぐわいです・・・。
「そうかぁ・・・。
何でそんな事したんだ・・・?」
「解らないんです・・・。
あの時は、何かいらいらしてたんです。」
「そうかぁ・・・。
一応被害届けは出さないで
くれるらしいから、
もう絶対こんな事するんじゃないぞ・・。」
「はい・・・。
すいません刑事さん・・。」
「よし、もう帰れ・・・。」
「はい、すいませんでしたー!!」
こうして彼は無事、
釈放されたのでした・・・。
めでたしめでたし・・・・。
完
・・・・・・・・・・・。
いや~・・・・。
若き日の過ちは、
認めたくないものですねぇ・・・。
ハッハー