クラシック倶楽部 2014年11月5日



  妻屋秀和 バス・リサイタル


バスのための3つの歌    ヴォルフ・フェラーリ作曲

ペトラルカのソネット           リスト作曲

この美しい手で K.612       モーツアルト作曲

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から「にわとこの花のかぐわしさ」 ワーグナー作曲

歌劇「アレコ」から「月は高く」   ラフマニノフ作曲

歌劇「セビリアの理髪師」から「かげぐちはそよ風のように」 ロッシーニッ作曲

       バス:妻屋秀和
       ピアノ:園田隆一郎
       チェロ:海野幹雄

  [収録:2013年12月17日/白寿ホール]

  妻屋秀和
妻屋秀和
 ​東京芸術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1989年イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門金賞受賞。1991年、第60回日本音楽コンクール声楽部門第3位、第3回日本声楽コンクール第2位。原田 茂生、森山 俊雄、小野 光子、河合 武彰、福森 湘の諸氏に師事。1992年秋より安田生命クォリティー・オブ・ライフ文化財団第1回奨学生としてイタリアのミラノに留学。G.オスティーニ、R.ガヴァリーニ、G.ピザーニの諸氏に師事。
 1988年大学院在籍中に藤原歌劇団のオーディションに合格し、「マクベス」の刺客でデビュー後、「ドン・ジョヴァンニ」の騎士長、「ノルマ」のオロヴェーゾ、「椿姫」のグランヴィル、「蝶々夫人」のボンゾ、「カルメン」のスニガ等に出演。
ミラノで研修後、1994年から2001年までドイツのライプツィヒ歌劇場と専属契約し、同劇場を基点にヨーロッパ各地での活躍が始まる。ライプツィヒ歌劇場では、「ドン・ジョヴァンニ」の騎士長、「ボエーム」のコッリーネ、「トスカ」のアンジェロッティ、「トロヴァトーレ」のフェルランド、「カルメン」のスニガ、「モーゼとアロン」の祭司、「エフゲーニ・オネーギン」のグレーミン公、「タンホイザー」の領主ヘルマンならびにビーテロルフ、「魔笛」のザラストロ、「ボリス・ゴドゥノフ」のピーメン、「椿姫」のグランヴィル、「セヴィリアの理髪師」のバジリオ、「ラ・チェネレントラ」のドン・マニフィコ、「さまよえるオランダ人」のダーラント、「リゴレット」のスパラフチレ、「マクベス」のバンクォー等のレパートリーで活躍。その他、主な出演はブレゲンツ湖上音楽祭「ナブッコ」、クラーゲンフルト市立歌劇場「ラ・ボエーム」、ドイツ・ライン・オペラ「タンホイザー」「ドン・ジョヴァンニ」、ミュンスター市立劇場「エウゲニ・オネーギン」のほか、「イル・トロヴァトーレ」「リゴレット」「モーゼとアロン」を各地で歌い、ライプツィヒなどでのコンサートでも活躍。2002年よりワイマールのドイツ国民劇場の専属となり、「ドン・カルロ」「魔笛」「セビリアの理髪師」などで活躍の傍ら、ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなどへも客演している。
日本では、藤原歌劇団で1996年「イル・トロヴァトーレ」、97年「マクベス」、2002年「カプレーティ家とモンテッキ家」、「蝶々夫人」、04年「カルメン」、08年「どろぼうかささぎ」の代官で好評を得ている。また、新国立劇場には1998年開場記念公演「アイーダ」のランフィスでデビュー後、「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」「ドン・カルロ」「イル・トロヴァトーレ」などで絶賛を博し、その後も「マクベス」「ファルスタッフ」「ルル」「フィガロの結婚」「運命の力」「ドン・カルロ」「セビリアの理髪師」「ばらの騎士」「ラ・ボエーム」「魔弾の射手」と数多くの公演で活躍を続けている。その他、びわ湖ホール・プロデュースオペラ「アッティラ」のタイトルロール、NHK交響楽団で、H.ブロムシュテット指揮/バッハ「ロ短調ミサ曲」、C.デュトワ指揮/ロッシーニ「スターバト・マーテル」、J.メルクル指揮/ベートーヴェン「第九」などに出演。
第24回ジローオペラ賞受賞。第4回ロシヤ歌曲賞受賞。
ライプツィヒ在住。藤原歌劇団団員。