BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年1月6日
 


 諏訪内晶子 ピーター・ウィスペルウェイ 江口玲 アンサンブル


 ピアノ三重奏曲 ロ短調作品8第1楽章       ブラームス作曲

 ピアノ三重奏曲 ロ短調作品8第4楽章       ブラームス作曲

 ピアノ三重奏曲 第1番二短調作品49     メンデルスゾーン作曲

         バイオリン:諏訪内晶子
         チェロ:ピーター・ウィスペルウェイ
         ピアノ:江口玲

  [収録:2013年2月16日/横浜みなとみらいホール・大ホール]

   諏訪内晶子 
 1972年東京出身。1990年チャイコフスキー国際コンクール優勝。
 (第1位、同コンクール史上最年少、日本人初、満場一致)当時この大ニュースがテレビで突然流れてきたことを昨日の事のように記憶しております。それもこのコンクールの様子の一部までビデオ録画で放映されました。しかも驚くことに、このコンクールの直前に彼女は風邪をひいていた事もあり非常に体のコンディッションが悪かった時の事だったのです。
 桐朋女子高等学校音楽科卒、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを修了。その後、ジュリアード音楽院本科、および、コロンビア大学に留学。
 1994年 ジュリアード音楽院修士課程修了。同学でドロシー・ディレイに師事。

   ピーター・ウィスペルウェイ
 オランダのハールレム生まれ。アンナー・ビルスマに師事し後、ポール・カッツ、ウィリアム・プーリスに学ぶ。1985年、おらんダで最も将来性のある演奏家に2年に一度与えられるエリザベス・エヴァーツ賞を受賞。1992年には、優れた若手オランダ人音楽家に贈られる最高のオランダ音楽賞をチェリストとして初めて受賞している。
 作品の様式と音楽に対する独創的で深い洞察力、それに超絶的なテクニックが伴い、古楽器と現代楽器の双方を最高の演奏水準で弾き分けるという前人未踏の境地に達したチェリスト、ウィスペルウェイは、今や世界最高のチェリストの一人として注目されている。
 ヨーロッパやアメリカで、その演奏は聴衆と批評家の双方から最高の評価を受けており、日本においても、前回2005年の来日では各新聞・雑誌から絶賛されている。
 チャンネル・クラシックからリリースされている多数のCDは、世界中の批評家から称賛され、多くの賞を受賞している。最近は若手の逸材であるアレクサンドル・メルニコフと組んで、息の合った名演奏で楽しませてくれている。
 ウィスペルウェイはウイグモアホール、シャトレ座、コンセルトヘボウ、コロン劇場、ウオルト・ディズニーホール、リンカーンセンターなどで定期的にリサイタルを開催しており、ソリストとしては、エサ=ペッカ・サロネン、ヘルベルト・ブロムシュテット、ワシリー・シナイスキー、パーヴォ・ベルグルンド、ルイ・ラングレ、マルク・ミンコフスキー、トム・コープマン、リボル・ペシェック、ロジャー・ノリントンといった著名な指揮者とも共演、バストン響、ロサンジェルス・フィル、サンパウロ室内管、ロッテルダム・フィル、ハレ国立フィル、BBC響、ゲヴァントハウス管、オーストラリア室内管、ロンドン響、カメラータ・ザルツブルクといった世界中の主要なオーケストラと協奏曲の公演を行なっている。
 今後多くの期待を持って楽しみにしたいチェロ演奏家の一人である。

  江口玲
  東京に生まれ、東京芸大附属音楽高校を経て東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業、その後同校にて助手を務めた後、ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。ピアノを故ハーバート ステッシン、外山準、金沢明子、伴奏法を故サミュエル サンダース、作曲を佐藤眞、故北村昭、物部一郎の各氏に師事。2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。2006年より洗足学園音楽大学大学院の客員教授を務める他、2011年4月より東京芸藝術大学ピアノ科の准教授に就任。現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っている。