13.07.03 Wednesday
ドミニク・ヴィス&カフェ・ツィンマーマン演奏会
BSプレミアム クラシック倶楽部 2013年7月2日



  ドミニク・ヴィス&カフェ・ツィンマーマン演奏会


 カンタータ”ドン・キホーテ”        クルボア作曲

 カンタータ”エフェソスの貴婦人”    グランヴァル作曲

 カンタータ"ラ・ソナート(ソナタ)”     ガルド作曲

           カウンターテナー:ドミニク・ヴィス
              演奏:カフェ・ツィンマーマン

 [収録:2011年3月4日,東京・王子ホール]

  
  ドミニク・ヴィス
 11歳からパリ・ノートルダムの聖歌隊で歌い、同時にヴェルサイユ音楽院でオルガンとフルートの勉強を始めた。中世・ルネサンス音楽に魅かれたヴィスは、1976年、偉大なカウンターテナーの草分け、アルフレッド・デラーに出会い、その弟子となった。さらにナイジェル・ロジャース、ルネ・ヤーコプス、ウィリアム・クリスティのもとで研鑽を積んだ。1978年に結成したクレマン・ジャヌカン・アンサンブルを率いてコンサートやレコーディング活動を繰り広げ、その多数のCDはフランス・ポリフォニー・シャンソンの理想的演奏との高い評価を得ている。翌1979年、レザール・フロリサンの結成に加わり、その初期のレパートリーの多くを校訂した。以来ドミニク・ヴィスはリリック・シンガーとしてバロック・オペラの世界で絶大な人気を集めている。また、オッフェンバックやベリオのオペラをはじめ、近現代の音楽との取り組みにも意欲的である。

  カフェ・ツィンマーマン
 ライプツィヒの聖カテリーネ通りにあるゴットフリート・ツィンマーマンのコーヒーハウスでは毎週、コレギウムのコンサートが開かれていた。その歴史は、18世紀に遡る。
 このアンサンブルはゲオルク・フィリップ・テレマンによって創立され、1729年から1739年までJ・S・バッハの指揮で、耳の肥えた音楽愛好家たちを前に世俗カンタータや器楽曲を演奏した。そのころ、ライプツィヒとその隣町ドレスデンにはこの有名なカントルに会いたいとか、ザクソン州の首都の豊かな音楽生活に加わりたいとの思いに駆られて、多くの音楽家がやってきた。このようにして、ツィンマーマンのコーヒーハウスが提供するレパートリーは、バッハと彼の息子たち、テレマンとヴィルトーゾたち、更にはドレスデン・カペル・オーケストラの作曲家の作品からなる広大なものになった。聴衆とレパートリーと演奏家とを一つに結ぶ、この解放的な精神と親しみやすさに触発されて、1998年、パブロ・ヴァレッティとセリーヌ・フリッシュはカフェ・ツィマーマン・アンサンブルを創ろうと思い立ったのである。弦楽器5人とハープシコード1人の計6人が結成に参加した。
 プログラムにより、その他の弦楽器や管楽器が加わることもある。カフェ・ツィマーマン・アンアンブルはオート=ノルマンディー文化賞とオート=ノルマンディー地域圏委員会の経済支援を受けている。