2010.07.15 Thursday
キアラ・バンキーニ&アンサンブル415演奏会
 BS2 クラシック倶楽部 2010年6月30日


  キアラ・バンキーニ&アンサンブル415 演奏会

 弦楽五重奏曲 ハ短調 作品31第4から
            第1楽章,第4楽章  ボッケリーニ作曲

              第1バイオリン:キアラ・バンキーニ
                第2バイオリン:エヴァ・ポーリ
                   ビオラ:ペーテル・バルチ
               第1チェロ:ガエターノ・ナジッロ
                 第2チェロ:サラ・ベンニーチ

 悲しみの聖母 G.532            ボッケリーニ作曲
           ソプラノ:マリア・クリスティーナ・キール
              第1バイオリン:キアラ・バンキーニ
                第2バイオリン:エヴァ・ポーリ
                   ビオラ:ペーテル・バルチ
               第1チェロ:ガエターノ・ナジッロ
                 第2チェロ:サラ・ベンニーチ

   [収録:2010年3月11日,東京・王子ホール]

  キアラ・バンキーニ
 スイスのルガーノ生まれ。世界をリードするバロック・バイオリニストの一人と認められ,主要な古楽フェスティバルにしばしば招かれている。エレーヌ・シュミット等とともに若い才能あるバイオリニストの世代を担う。
 ジュネーヴ音楽院とハーグ音楽院で学び、優秀な成績で卒業。その後、シャーンドル・ヴェーグとシギスヴァルト・クイケンも下で研鑽を積む.ラ・プティット・バンド、エスペリオンXX、ラ・シャペル・ロワイヤルなどのアンサンブルに加わり、国際的ソリストとして頭角を現した。ジュネーヴ古楽研究所でバロック・バイオリンを教えた後、バーゼル・スコラ・カントールムのバロック・バイオリン教授に任じられた。ヨーロッパ各地、南アフリカ。オーストラリア、アメリカでもマスタークラスを行なっている。

  アンサンブル415
 1981年、キアラ・バンキーニがジュネーヴで創立、2001年からはフランス東部のフランシュ=コンテ地方を本拠とする。
 グループ名は、バロック音楽など古楽演奏の際、しばしば用いられる音の高さの基準値(A=ラの音=415ヘルツ)に因んでいる。
 優秀なバロック・バイオリンとビオラの奏者を中心に、イタリア独特のカラーに彩られたコンティヌオ・グループが脇を固める古楽アンサンブルである。快い音のハーモニー、高度なテクニックに支えられた正確なタッチはメンバー同士をつなぐ芸術的共感と、第1バイオリニストで芸術監督でもあるキアラ・バンキーニのほとばしるようなきらめきによって生み出される。ダヴィッド・プランティエ、ステファニー・フィステル、エヴァ・ポーリ、レイラ・シャイエがアンサンブル創立当時の熱意を受け継ぎ、結成から20年を経た現在は、若いバイオリニストたちの参加を得て活動を展開している。世界各地の主要な音楽祭やコンサートホールに招かれ、コンサートとレコーディングは高い評価を受けている。

  マリア・クリスティーナ・キール
 アルゼンチン生まれ。1983年にヨーロッパに渡り、バーゼル・スコラ・カントールムでルネ・ヤーコプスの下でバロック音楽を専門的に勉強した。同時にエヴァ・クラズナイの歌唱法コースを受講。間違いなく今日のバロック音楽界をリードする声楽家の一人である。