2010.06.14 Monday
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2010 ~ショパンの詩~
ハイビジョン クラシック倶楽部 2010年6月2日
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2010 ~ショパンの詩~
練習曲集 作品25 ショパン作曲
(ピアノ)アブデル・ラハマン・エル・バシャ
華麗な変奏曲 変ロ長調 作品12 ショパン作曲
(ピアノ)児玉桃
[収録:東京国際フォーラム, 2010年5月3日]
アブデル・ラハマン・エル・バシャ
1958年生まれ。アラブ系レバノン人のピアニスト・作曲家。
ベイルートにて芸術家の家庭で育つ。母親は民謡歌手、父親は西洋音楽にも造詣の深いポピュラー音楽の作曲家。
1967年にツヴァルト・サルキシアンにピアノを師事。サルキシアンはパリ音楽院でマルグリット・ロンやジャック・フェヴリエに学んだアルメニア人のピアニスト。10歳でクラウディオ・アラウに将来を嘱望され、1974年よりフランスやソ連、イギリスの各国政府より奨学金を授与。フランス文化に親近感があったことから、パリ音楽院に入学。ピアノ科の他にピエール・サンカンの作曲科にも学ぶ。ピアノ、室内楽、和声法、対位法すべて首席。
1978年、ブリュッセル国際エリザベト王妃コンクールに19歳で入賞、聴衆賞も授与。しかしその後は直ぐに演奏活動にははいらず、さらなる研鑽を積み重ね、レパートリーを広げることに没頭。その後は、ザルツブルク・モーツアルテウムやパリ・シャンゼリゼ劇場でのリサイタルやベルリン・フィルやアムステルダム・コンセルトヘボウ管との共演を皮切りに、ヨーロッパ各地やロシア、日本、中東、米国、中南米で演奏旅行を行う。世界各地の主要なオーケストラに客演し、ベルリン・フィルやロイヤル・フィル、パリ管、N響、スイス・ロマンド管などと共演。
彼は録音についても数多くの素晴らしいものがある。エヴァ・ポドレスとの共演によるショパンの歌曲集の録音は、ディスク・リリック・アカデミーよりジェラルド・ムーア賞を授与。またショパンのピアノ曲を作曲年代順に全曲録音。2002年にはナントで、6日間で16回の連続リサイタルを行い、ショパンの独奏曲すべてを暗譜で演奏。
これらの企画は、翌2003年のロック=ダンテロン音楽祭や、同年ポルトガルでのシントラ音楽祭、アヴィニヨンでの15回連続リサイタルでも行われた。指揮者シュテファン・ザンデルリンクとブルターニュ管と共演して、ショパンのピアノとオーケストラのための作品全集を録音。
今回の演奏においても、派手な振る舞いは一切なく、真摯にピアノ演奏に打ち込む彼のそのピアノ曲に対する態度がとても素晴らしく今までにはあまり無かったものでとても新鮮な気分にさせられました。
児玉桃
大阪生まれ。1歳の時ヨーロッパに渡り、幼い頃からパリ国立音楽院教授今は亡きムニエ女史に師事。13歳の時、最年少最優秀でパリ国立音楽院に入学。故タチアナ・ニコライエワ、アンドラーシュ・シフ、マレイ・ペライア、ヴェラ・ゴルノスタエワなどに師事。16歳でピアノと室内楽のクラスを審査員全員一致のプレミエ・プリで卒業。在学中、セニガリア、エピナール両国際コンクールで優勝。1997年、ミュンヘン国際コンクールに最年少の19歳で最高位に輝く。
17歳でシャトレ座の「若手と大家」シリーズに抜擢され、バイオリンの大家、ジャン・ジャック・カントロフとの共演でパリ・デビューを行なう。以後、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィル、小沢征爾指揮ボストン交響楽団をはじめ、バイエルン放送響、ベルリン・ドイツ響、ロイヤル・リバプール響、ハレ管など、世界のトップオーケストラと共演を重ねている。
2002年~03年シーズンは、マカル指揮モントリオール響、ベルティーニ指揮バルセロナ響との共演、デュトア指揮N興とのアジアツアー、ベルリン芸術週間への参加、インパル指揮ベルリン響でシーズン・オープニングコンサートとスペイン・ツアーなどが擧げられる。
リサイタルでは、チューリヒ・トーンハレをはじめ、1999年にはロンドンのウィグモアホールでデビューを飾るなど、ヨーロッパ各地で行ない、ティボリ、エネスク、モーストリー・モーツアルト、ハロゲートなど、多くの国際音楽祭から招かれている。2002年のスイス・ルツェルン音楽祭では、ヴィードマンの新作を世界初演した。
1994年度アリオン奨励賞。1997年第7回出光音楽賞。1999年第9回テレンス・ジャッド賞受賞。2007年メシアン国際コンクール審査員。2009年中島健蔵音楽賞および、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。パリに在住している。
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2010 ~ショパンの詩~
ハイビジョン クラシック倶楽部 2010年6月2日
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2010 ~ショパンの詩~
練習曲集 作品25 ショパン作曲
(ピアノ)アブデル・ラハマン・エル・バシャ
華麗な変奏曲 変ロ長調 作品12 ショパン作曲
(ピアノ)児玉桃
[収録:東京国際フォーラム, 2010年5月3日]
アブデル・ラハマン・エル・バシャ
1958年生まれ。アラブ系レバノン人のピアニスト・作曲家。
ベイルートにて芸術家の家庭で育つ。母親は民謡歌手、父親は西洋音楽にも造詣の深いポピュラー音楽の作曲家。
1967年にツヴァルト・サルキシアンにピアノを師事。サルキシアンはパリ音楽院でマルグリット・ロンやジャック・フェヴリエに学んだアルメニア人のピアニスト。10歳でクラウディオ・アラウに将来を嘱望され、1974年よりフランスやソ連、イギリスの各国政府より奨学金を授与。フランス文化に親近感があったことから、パリ音楽院に入学。ピアノ科の他にピエール・サンカンの作曲科にも学ぶ。ピアノ、室内楽、和声法、対位法すべて首席。
1978年、ブリュッセル国際エリザベト王妃コンクールに19歳で入賞、聴衆賞も授与。しかしその後は直ぐに演奏活動にははいらず、さらなる研鑽を積み重ね、レパートリーを広げることに没頭。その後は、ザルツブルク・モーツアルテウムやパリ・シャンゼリゼ劇場でのリサイタルやベルリン・フィルやアムステルダム・コンセルトヘボウ管との共演を皮切りに、ヨーロッパ各地やロシア、日本、中東、米国、中南米で演奏旅行を行う。世界各地の主要なオーケストラに客演し、ベルリン・フィルやロイヤル・フィル、パリ管、N響、スイス・ロマンド管などと共演。
彼は録音についても数多くの素晴らしいものがある。エヴァ・ポドレスとの共演によるショパンの歌曲集の録音は、ディスク・リリック・アカデミーよりジェラルド・ムーア賞を授与。またショパンのピアノ曲を作曲年代順に全曲録音。2002年にはナントで、6日間で16回の連続リサイタルを行い、ショパンの独奏曲すべてを暗譜で演奏。
これらの企画は、翌2003年のロック=ダンテロン音楽祭や、同年ポルトガルでのシントラ音楽祭、アヴィニヨンでの15回連続リサイタルでも行われた。指揮者シュテファン・ザンデルリンクとブルターニュ管と共演して、ショパンのピアノとオーケストラのための作品全集を録音。
今回の演奏においても、派手な振る舞いは一切なく、真摯にピアノ演奏に打ち込む彼のそのピアノ曲に対する態度がとても素晴らしく今までにはあまり無かったものでとても新鮮な気分にさせられました。
児玉桃
大阪生まれ。1歳の時ヨーロッパに渡り、幼い頃からパリ国立音楽院教授今は亡きムニエ女史に師事。13歳の時、最年少最優秀でパリ国立音楽院に入学。故タチアナ・ニコライエワ、アンドラーシュ・シフ、マレイ・ペライア、ヴェラ・ゴルノスタエワなどに師事。16歳でピアノと室内楽のクラスを審査員全員一致のプレミエ・プリで卒業。在学中、セニガリア、エピナール両国際コンクールで優勝。1997年、ミュンヘン国際コンクールに最年少の19歳で最高位に輝く。
17歳でシャトレ座の「若手と大家」シリーズに抜擢され、バイオリンの大家、ジャン・ジャック・カントロフとの共演でパリ・デビューを行なう。以後、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィル、小沢征爾指揮ボストン交響楽団をはじめ、バイエルン放送響、ベルリン・ドイツ響、ロイヤル・リバプール響、ハレ管など、世界のトップオーケストラと共演を重ねている。
2002年~03年シーズンは、マカル指揮モントリオール響、ベルティーニ指揮バルセロナ響との共演、デュトア指揮N興とのアジアツアー、ベルリン芸術週間への参加、インパル指揮ベルリン響でシーズン・オープニングコンサートとスペイン・ツアーなどが擧げられる。
リサイタルでは、チューリヒ・トーンハレをはじめ、1999年にはロンドンのウィグモアホールでデビューを飾るなど、ヨーロッパ各地で行ない、ティボリ、エネスク、モーストリー・モーツアルト、ハロゲートなど、多くの国際音楽祭から招かれている。2002年のスイス・ルツェルン音楽祭では、ヴィードマンの新作を世界初演した。
1994年度アリオン奨励賞。1997年第7回出光音楽賞。1999年第9回テレンス・ジャッド賞受賞。2007年メシアン国際コンクール審査員。2009年中島健蔵音楽賞および、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。パリに在住している。