2010.03.25 Thursday
コンチェルト・コペンハーゲン演奏会
 ハイビジョン クラシック倶楽部 2010年3月23日 Bモード・ステレオ

  コンチェルト・コペンハーゲン演奏会

 1.カンタータ第211番「おしゃべりしないで」   (バッハ作曲)
   (コーヒー・カンタータ)BWV211
 2.カンタータ第212番「おいらの今度の領主様」  (バッハ作曲)
   (農民カンタータ)BWV212から
     抜粋(第1~10,13,14,19~24曲)


       ソプラノ:       マリア・ケオハナ
       テノール:       トマス・メディチ
       バリトン:ホーヴァード・ステンスヴォルド

     チェンバロ/指揮:ラルス・ウルリク・モルテンセン
     管弦楽     : コンチェルト・コペンハーゲン

        [収録:2010年1月15日,王子ホール]

  コンチェルト・コペンハーゲン
 コンチェルト・コペンハーゲンの名前の頭文字をとった通称COCO(ココ)は、1991年デンマークとスウェーデンの音楽家により結成。1999年からチェンバロ奏者ラルス・ウルリク・モンテンセンを首席奏者兼音楽監督に迎え、よりいっそう充実した演奏活動を展開している。近年ではエマ・カークビー、アンドレアス・ショル、ロナルド・ブローティガム、アンドルー・マンゼ、アンドルー・ローレンス=キングをはじめ、多くの古楽の名手たちと共演。2008年からはアンネ・ゾフィー・フォン・オッターと、ドイツ・グラモフォン によるバッハのCDレコーディングやコンサートに取り組んでいる。CPOレーベルとBISレーベルから出したCDは国際的な注目を集め、多くの有力な賞を受賞。デンマークでは王立劇場で年1度、オペラを上演しており、最近ではヘンデル「クセルクセス」、「ジュリーオ・チェーザレ」、「パルテーノベ」などがある。

  ラルス・ウルリク・モルテンセン
 1955年生まれ。コペンハーゲンの王立音楽院で学んだ後、ロンドンでトレヴァー・ピノックに師事。またコレギウム・ムジクム90のチェンバロ奏者として活躍。現在は指揮者、ソリストとしてまた室内楽奏者としてヨーロッパ、アメリカ、メキシコ、南米、日本、オーストラリアで活動し、ソプラノのエマ・カークビー、バイオリンのジョン・ホロウェイ、チェロのヤープ・テル・リンデンらと定期的に行なっている。その上、オペラ指揮者としても活躍しており2011年デンマーク王立劇所で、ラモーの、「レ・ボレアード」を上演する予定になっている。CD録音も多くバッハの「ゴールトベルク変奏曲」はフランスのディアパゾン・ドールを受賞。COCOとの共演のCDでは、J.S.バッハのCD「チェンバロ協奏曲集」で国際的に最高級の称賛を得たほか、ハルトマンの交響曲集と共に、デンマーク放送DMA/P2賞を受賞。2007年にデンマークで最も名誉ある音楽賞レオニー・ソニング賞をも受賞。2008年にはスェーデン王立音楽アカデミーのメンバーとなる。

  マリア・ケオハナ
 スェーデン生まれ。コペンハーゲンの王立歌劇アカデミーを修了。室内楽、オペラ、オラトリオを中心に、バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。イェーテボリ劇場、ドロットニングホルム王立劇場、デンマーク王立劇場などのオペラ出演のほか、タングルウッド、コンセルトヘボウ、ハレ・ヘンデル音楽祭などでも絶賛を博す。オラトリオのソリストも多く、グスタフ・レオンハルト、ロイ・グッドマン、ヤコブ・リンドベルイら著名な指揮者と共演している。
 2000年の国際ファン・ヴァセナー・コンクールでは最も有望な音楽家に贈られる賞を受け、スェーデン王立音楽アカデミーからたびたび表彰を受けている。2005年、ヘンデル「リナルド」のアルミーダの好演に対してロイメルト賞を受賞している。

  ホーヴァード・ステンスヴォルド
 オスロ生まれ。ノルウェーの少年合唱団でボーイソプラノとして歌う。コペンハーゲンの王立歌劇アカデミーで学んだ後、デンマーク王立音楽院を2000年夏に卒業。ノルウェー国立歌劇場での「魔笛」、「コシ・ファン・トゥッテ」、デンマーク王立歌劇場での「ドン・ジョヴァンニ」、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサート形式によるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロール、コペンハーゲンでの「フィガロの結婚」、ノルウェーのノルドランド音楽祭での「リゴレット」などに出演し好評を得る。アンドルー・リットン、ミシェル・プラッソン、ファビオ・ビオンディ、ブルーノ・ヴァイル、L.U.モルテンセンといった指揮者と定期的に共演している。現在、コンサート、オラトリオ、リサイタルで活動。近現代オペラ作品の世界初演も行なっている。

  トマス・メディチ
 デンマーク生まれ。コペンハーゲン少年合唱団出身。2001年ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックでソリストとして研鑽を積んだ後、デンマークでフリーの歌手として活動を始める。現在、室内アンサンブルのアルス・ノヴァ・コペンハーゲンに所属し、国内外のコンサートでソリストとして活躍している。ポール・ヒリアー率いるシアター・オヴ・ヴォイセズによる、スコットランド、エストニア、ラトヴィアでのJ.S.バッハのヨハネ受難曲とマタイ受難曲のコンサートでソリストとして出演。2007年のクリスマスには、コペンハーゲン少年合唱団とジーランド交響楽団によるJ.S.バッハのクリスマス・オラトリオのソリストを務める。

 今回の来日は3年ぶりになりますが、寒い国で生まれた"COCO"の愛称で親しまれているこの音楽集団による丁度その季節に合ったバッハのコーヒー・カンタータや農民カンタータで新年の祝いにぴったりした素晴らしく迫力のある力強い演奏を聴く事ができました。