2010.03.23 Tuesday
洋館に響くモーツアルト ~テレマン室内オーケストラ~
 ハイビジョン クラシック倶楽部 2010年3月17日 Bモード・ステレオ

  洋館に響くモーツアルト ~テレマン室内オーケストラ~

 1.ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414

 2.交響曲第40番ト短調k.550
      
     (以上モーツアルト作曲)


   フォルテピアノ:高田泰治(1曲目)

  管弦楽:テレマン室内オーケストラ
  指 揮:        延原武春

  [収録:2009年11月30日,大阪倶楽部]

 コレギウム・ムジクム・テレマンは、1936年、指揮者・オーボエ奏者の述原武春によって創設された、日本では数少ない、そして最古の歴史を誇る、国際的なバロック音楽総合演奏団体である。正式な名称は「日本テレマン協会」で、その傘下に「テレマン室内管弦楽団」、「テレマン室内合唱団」、「コレギウム・ムジクム・テレマン(C.M.T.)」、「バロック・コア・テレマン」、「シンフォニエッタ・テレマン」という5つの演奏団体があり、更に「日本テレマン協会後援会」、「テレマン友の会」、「日本テレマン協会オフィシャルクラブ”照翁の会”」という3つの支援団体がある。
 関西を拠点に世界的に活動している。コンサート会場に大正期の社交倶楽部建築でもある大阪倶楽部、昭和初期のネオ・ゴシック・カテドラルである夙川カトリック教会、明治期のネオ・バロック宮殿風建築である京都国立博物館など、歴史的建造物を選定し、バロック時代の雰囲気の再現に務めている事でも知られている。
 テレマン室内管弦楽団はモダン楽器使用時の、そしてコレギウム・ムジクム・テレマンは古楽器使用時の名称であるが、一回のコンサートでバロックピッチの古楽器、古典派期のピッチでの古楽器、そしてモダン楽器を使い分けるなど、日本では他の楽団の追従を許さない演奏水準と企画力を持っているといえる。
 指揮者の述原武春は、現在日本テレマン協会代表・音楽監督。指揮者・オーボエ奏者として、日本の洋楽界に室内楽を定着させた功績は高く評価されている。同楽団は、1963年彼により創設された室内楽の総合団体で、2008年に創立45周年を迎えており、現在では国内外を問わずその活動の場を広げている。多くの受賞のなかでも、「第17回サントリー音楽賞」の受賞は、この団体の国内における評価を決定的なものにしている。2003年5月末には創立40周年記念事業の一環として、ドイツの「バッハフェスティバルライプツィヒ2003」に日本から唯一招聘を受け渡独。大きな成功を収めて帰国。また2007年6月22日に行なった、クラシック楽器による「日本テレマン協会第176回定期演奏会」ではこの形態による成果に対し「大阪文化祭賞グランプリ」を受賞。この事により、バロック・モダンそしてクラシック楽器・・・その全てを弾き分ける固定メンバーによる日本初の演奏団体が誕生したことになる。2008年は協会創立45周年記念事業として「クラシック楽器による”ベートーヴェン:交響曲全曲演奏&荘厳ミサ曲”」を3月から10月にかけ日本初の試みとして取り組み、各方面より大きな注目を集めている。