2010.02.21 Sunday
第1664回N響定期公演 指揮:尾高忠明
BSシンフォニーアワー 2010年2月14日 BS HiVision 5.1サラウンド
第1664回 N響定期公演 指揮:尾高忠明
1.喜歌劇「こうもり」序曲 (ヨハン・シュトラウス作曲)
2.ワルツ「天体の音楽」作品235 (ヨーゼフ・シュトラウス作曲)
3.常動曲作品257 (ヨハン・シュトラウス作曲)
4.アンネン・ポルカ作品117 (ヨハン・シュトラウス作曲)
5.ポルカ「観光列車」作品281 (ヨハン・シュトラウス作曲)
6.皇帝円舞曲作品437 (ヨハン・シュトラウス作曲)
7.ブルレスケ (リヒヤルト・シュトラウス作曲)
8.歌劇「ばらの騎士」組曲 (リヒヤルト・シュトラウス作曲)
ピアノ:若林顕
管弦楽: NHK交響楽団
指 揮: 尾高忠明
[収録:2010年1月9日,NHKホール/1月A定期]
若林顕
東京芸術大学卒業後、ザルツブルク・モーツアルテウムおよびベルリン音楽大学院を卒業する。師事を仰いだのは田村宏とハンス・ライグラフである。1982年第51回日本音楽コンクールピアノ部門第2位受賞。留学中の1985年、第37回ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位入賞。1987年には、エリザベート王妃国際コンクール第2位の受賞をしたのは22歳の時である。その後、世界各地でのリサイタルの他、N響をはじめとする国内主要オーケストラ、コスティシュ・チェンバー・オーケストラ、バドゥルー管、リンブルク響、エーテポリ響、ノールショッピング響、ロシアナショナル管、等とも共演を重ね、音楽への真摯な取り組む姿勢は、指揮者、オーケストラからの信頼も厚いとの評判である。
2002年10月にはカーネギーホールでリサイタル・デビューを果たし、好評を得る。同年2月にはトロントにてMusic Toronto Chamber Music Seriesに出演。2003年4月にはシカゴのマイラへス=リサイタル・シリーズにて大成功を収め、2004年6月にも同シリーズに再び招かれた。同年1月にはフランスのナント音楽祭に出演、2005年5月にはマンチェスターの「ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック」にてマスタークラスを行なう。ブラッハー、堀米ゆず子、イッサーリス、堤剛、山崎伸子、ライスター、ルルー、パボラク、ライプツィヒ弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団との共演等、室内楽にも積極的に取り組む。2007年秋には「ヴィルトーゾ・プログラムによる3連続演奏会」と題したリサイタル・シリーズを東京で開催、数多くの高い評価を得る。近年では、ピアノ協奏曲の弾き振りを中心とした指揮活動を開始。音源では2008年以降は、オクタヴィア・レコードとラフマニノフのソロ曲全集等をレコーディング予定とのことである。92年出光音楽賞、98年モービル音楽奨励賞、04年ホテルオークラ賞受賞。現在、桐朋学園大学特任教授、同大学院大学教授として後進の指導に務めている。
今回の演奏のなかで7曲目にリヒヤルト・シュトラウスの「ブルレスケ」が取り上げられましたが、これはクラシック音楽の楽種の一つである。元来の意味は英語のバーレスクのことであり、ユーモアと辛辣さをもったもので、剽軽でおどけた性格の楽曲を指すもの。他の曲ではマクダウエルやレーガーのピアノ曲、マーラーの交響曲第9番、ショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲第1番などの楽章名に見受けられるが、単独のブルレスケとして最も有名なものはこのリヒヤルト・シュトラウスの初期のピアノ協奏曲である。
彼は1886年にピアノと管弦楽のための「ブルレスケ二短調」を作曲している。青年時代の作品であり、作風や曲想においてブラームスに触発された事が感じられる。当初は「ピアノと管弦楽のためのスケルッツオ」と題され、ハンス・フォン・ビューローに献呈された。ところが、この事には次のような話があるのである。それは、あまりに演奏が至難であることを理由にこの作品の演奏を拒否しているのである。そんなことで、この曲の初演は1890年6月21日にアイゼナハの音楽祭で行なわれている。指揮は作曲者本人であり、独奏者はリストの高弟であるオイゲン・ダルベールであったそうである。
第1664回N響定期公演 指揮:尾高忠明
BSシンフォニーアワー 2010年2月14日 BS HiVision 5.1サラウンド
第1664回 N響定期公演 指揮:尾高忠明
1.喜歌劇「こうもり」序曲 (ヨハン・シュトラウス作曲)
2.ワルツ「天体の音楽」作品235 (ヨーゼフ・シュトラウス作曲)
3.常動曲作品257 (ヨハン・シュトラウス作曲)
4.アンネン・ポルカ作品117 (ヨハン・シュトラウス作曲)
5.ポルカ「観光列車」作品281 (ヨハン・シュトラウス作曲)
6.皇帝円舞曲作品437 (ヨハン・シュトラウス作曲)
7.ブルレスケ (リヒヤルト・シュトラウス作曲)
8.歌劇「ばらの騎士」組曲 (リヒヤルト・シュトラウス作曲)
ピアノ:若林顕
管弦楽: NHK交響楽団
指 揮: 尾高忠明
[収録:2010年1月9日,NHKホール/1月A定期]
若林顕
東京芸術大学卒業後、ザルツブルク・モーツアルテウムおよびベルリン音楽大学院を卒業する。師事を仰いだのは田村宏とハンス・ライグラフである。1982年第51回日本音楽コンクールピアノ部門第2位受賞。留学中の1985年、第37回ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位入賞。1987年には、エリザベート王妃国際コンクール第2位の受賞をしたのは22歳の時である。その後、世界各地でのリサイタルの他、N響をはじめとする国内主要オーケストラ、コスティシュ・チェンバー・オーケストラ、バドゥルー管、リンブルク響、エーテポリ響、ノールショッピング響、ロシアナショナル管、等とも共演を重ね、音楽への真摯な取り組む姿勢は、指揮者、オーケストラからの信頼も厚いとの評判である。
2002年10月にはカーネギーホールでリサイタル・デビューを果たし、好評を得る。同年2月にはトロントにてMusic Toronto Chamber Music Seriesに出演。2003年4月にはシカゴのマイラへス=リサイタル・シリーズにて大成功を収め、2004年6月にも同シリーズに再び招かれた。同年1月にはフランスのナント音楽祭に出演、2005年5月にはマンチェスターの「ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック」にてマスタークラスを行なう。ブラッハー、堀米ゆず子、イッサーリス、堤剛、山崎伸子、ライスター、ルルー、パボラク、ライプツィヒ弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団との共演等、室内楽にも積極的に取り組む。2007年秋には「ヴィルトーゾ・プログラムによる3連続演奏会」と題したリサイタル・シリーズを東京で開催、数多くの高い評価を得る。近年では、ピアノ協奏曲の弾き振りを中心とした指揮活動を開始。音源では2008年以降は、オクタヴィア・レコードとラフマニノフのソロ曲全集等をレコーディング予定とのことである。92年出光音楽賞、98年モービル音楽奨励賞、04年ホテルオークラ賞受賞。現在、桐朋学園大学特任教授、同大学院大学教授として後進の指導に務めている。
今回の演奏のなかで7曲目にリヒヤルト・シュトラウスの「ブルレスケ」が取り上げられましたが、これはクラシック音楽の楽種の一つである。元来の意味は英語のバーレスクのことであり、ユーモアと辛辣さをもったもので、剽軽でおどけた性格の楽曲を指すもの。他の曲ではマクダウエルやレーガーのピアノ曲、マーラーの交響曲第9番、ショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲第1番などの楽章名に見受けられるが、単独のブルレスケとして最も有名なものはこのリヒヤルト・シュトラウスの初期のピアノ協奏曲である。
彼は1886年にピアノと管弦楽のための「ブルレスケ二短調」を作曲している。青年時代の作品であり、作風や曲想においてブラームスに触発された事が感じられる。当初は「ピアノと管弦楽のためのスケルッツオ」と題され、ハンス・フォン・ビューローに献呈された。ところが、この事には次のような話があるのである。それは、あまりに演奏が至難であることを理由にこの作品の演奏を拒否しているのである。そんなことで、この曲の初演は1890年6月21日にアイゼナハの音楽祭で行なわれている。指揮は作曲者本人であり、独奏者はリストの高弟であるオイゲン・ダルベールであったそうである。