2010.02.01 Monday
オーケストラの森  日本フィルハーモニー交響楽団
 NHK-FMブログ:NHKブログ 2010年1月31日放送 教育テレビ 地上デジタル

  オーケストラの森  日本フィルハーモニー交響楽団

 日本各地のプロ・オーケストラにスポットをあて、その演奏と活動を紹介する「オーケストラの森」。今回は東京・杉並区を拠点とする日本フィルハーモニー交響楽団。首席指揮者アレクサンドル・ラザレフ率いるこのオーケストラの演奏会の模様を、最近の活動とともに紹介。
 
 [曲目]
 バレエ音楽「スパルタカス」(ハチャトゥリアン)から
 ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
 交響曲「マンフレッド」作品58(チャイコフスキー)から

 [ソプラノ]幸田浩子
 [管弦楽]日本フィルハーモニー交響楽団
 [指揮]アレクサンドル・ラザレフ

 (2009年10月18日 東京芸術劇場大ホールで収録)

  アレクサンドル・ラザレフ
 1945年生まれ。ロシア出身の指揮者。
 レニングラード音楽院でムラヴィンスキー、モスクワ音楽院でレオ・ギンスブルクに師事。

 1971年全ソ指揮者コンクールで優勝。
 1972年カラヤン国際指揮者コンクールで優勝。
 1973年ボリショイ劇場の指揮者に就任。
 1985年ムラヴィンスキーの後継者としてレニングラード・フィルの次期指揮者の候補者として名前が挙がる。他にはエドワルド・セーロフを含む4人が挙がったといわれている。
 1987年ボリショイ劇場の芸術監督・首席指揮者。
 1988年デュイスブルク・フィル音楽監督。
 1992年から1995年にかけてBBC交響楽団の首席客演指揮者。
 1995年ボリショイ劇場の政略抗争に巻き込まれ、ボリショイ劇場との来日公演前に劇場における全ての任を解かれる。ラザレフのみ来日中止。公演は指揮者を変更しすべて予定どうりに行なわれる。
 1997年から2005年にかけてロイヤル・スコティッシュ管弦楽団の首席指揮者。
 2008年9月から日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者。
 2009年ボリショイ劇場のコンダクター・イン・レジデンスに就任。

 日本では近年読売日本交響楽団や日本フィルハーモニー交響楽団に客演し好評を博すが、読売日本交響楽団とは来日時に数度録音も行なっている。上記のように2008年9月から、日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任し、プロコフィエフの全交響曲連続演奏会に取り組んでいる。2009年10月4日、モスクワ音楽院においてボリショイ劇場管弦楽団を指揮し、同劇場に復帰。現代ロシア系指揮者における最高の実力者のひとりであり、特にその劇的表現の鋭さと集中力の高さは圧倒的である。初来日は1989年である。