2010.01.08 Friday
カトリン・フィンチ ハープ・コンサート
 ハイビジョン クラシック倶楽部 2010年1月5日 Bモード・ステレオ

   カトリン・フィンチ ハープ・コンサート

 1.イタリア協奏曲BWV971          (バッハ作曲)
 2.「こどもの領分」から         (ドビュッシー作曲)
     グラドゥス・アド・パルナッスム博士
     人形へのセレナード
 3.月の光                (ドビュッシー作曲)
 4.オリエンタル舞曲とトッカータ   (ハチャトゥリアン作曲)
 5.「スペインの歌」から前奏曲       (アルベニス作曲)
 6.歌劇「はかない人生」から         (ファリャ作曲)
     スペイン舞曲第1番
 7.モルダウ                 (スメタナ作曲)

           ハープ:カトリン・フィンチ

        [収録:2007年5月10日,NHKスタジオ]

  カトリン・フィンチ
 1980年ウェールズ生まれ。8歳の頃ハープを弾き始め、ハープ奏者エリナー・ベネットに師事。16歳の時、ロンドンのパーセル・スクール・オブ・ミュージックに入学し、スカイラ・カンガに師事。その後王立音楽院に進学、2002年の夏に卒業。
 これまでにワールド・ハープ・フェスティヴァル1991:ジュニア部門第1位、同1994:シニア部門第2位他数多くのリサイタルを行い、数々の賞に輝いている。1990年から1996年の間、イギリスのナショナル・ユース・オーケストラの首席ハープ奏者であり、ロイヤル・アルバート・ホールで行われたBBCプロムナード・コンサート・コンサート出演の最年少記録保持者でもある。1999年にはパリで開催されたリリ・ラスキン国際ハープ・コンテストで1位を獲得、翌年3月にはロンドンのウィグモア・ホールで初のソロ・リサイタルを開催している。近年は精力的な演奏活動を行っており、現在最も将来を嘱望されている若手ハープ奏者の一人である。
 2000年、カトリンは同じウェールズ出身の作曲家、カール・ジェンキンズと運命的な出会いを果たす。ジェンキンズは彼が手がける大ヒット・シリーズ「アディエマス」の第4作にカトリンを起用、同年9月にロイヤル・アルバート・ホールで行われた初演にも彼女をフィーチャーしたのである。
 同年5月には、カトリンはチャールズ皇太子の御用達ハープ奏者に任命された。これは1871年に有名なウェールズ人ハープ奏者、ジョン・トーマスが同様の栄誉に輝いて以来の事で、これを受けて皇太子はカール・ジェンキンズに、カトリンをフィーチャーしたハープ協奏曲を委嘱し、ジェンキンズは2台のハープのための協奏曲「Over The Stone」を書き上げ、カトリンはこの作品をエリナー・ベネットとBBCナショナル・オーケストラ・オブ・ウェールズと共に皇太子の前で演奏したのである。