2010.01.04 Monday
2009年 N響「第9」演奏会      指揮:クルト・マズア
 特集番組 2009年 N響「第9」演奏会 2009年12月31日 教育テレビ・地上デジタル

  2009年 N響「第9」演奏会        指揮:クルト・マズア

 交響曲 第9番 二短調作品125「合唱つき」 (ベートーベン作曲)

         ソプラノ:安藤赴美子
         アルト :手嶋真佐子
         テノール: 福井 敬
         バリトン: 福島明也

       合 唱:   国立音楽大学
        ”  :東京少年少女合唱隊
       管弦楽:   NHK交響楽団      
       指 揮:  クルト・マズア

      [2009年12月22日,NHKホール]

  クルト・マズア
 1927年ドイツ東部シュレージェン地方のブリークに生まれる。
 ライプツィヒでピアノ・作曲・指揮法を学ぶ。1960年~1964年ベルリン/コーミッシェ・オーバー、1955年~1958年及び1967年~1972年ドレスデン・フィルの指揮者を務める。
 1970年にライプツィヒ市の楽長とライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の指揮者に就任。同時期、西ヨーロッパ・アメリカ・旧ソ連の主要オーケストラへ客演指揮も活発に行ない。日本でもNHK-FM放送で頻繁に放送された。
 ズービン・メータの後を受ける形で1991年~2002年まで、ニューヨーク・フィルの音楽監督を務める。2000年にロンドン・フィルの首席指揮者に就任、2002年4月からはフランス国立管の音楽監督も務めた。2008年ドイツ・ボンにてヴィルヘルム・フルトヴェングラー賞を授与されている。
 マズアは、1950年代後半から旧ソ連、1960年代前半より西ヨーロッパ・アメリカなど、早期に西側・東側双方のオーケスsトラへの客演指揮を開始していた事もあり、1989年のベルリンの壁崩壊以後、さらにヨーロッパを中心に国際的に高い名声を得ているのである。
 以後、現在にいたるまで、特にドイツ・フランス・イギリスなどヨーロッパにおいて、マズアの評価は他の指揮者と一線を画すほど高く、ヨーロッパ主要オーケストラへの客演やフランス国立管を率いてのコンサートにおいて、彼のステージ登場時の拍手は長く、演奏修了後もスタンディング・オーベーションが多々起きる点は、音楽のみならず、ドイツ統一の彼の貢献への感謝も含まれているといわれている。
 彼はドイツ・ロマン派音楽を得意としていて中庸を得たオーソドックスな演奏で知られている。私生活では3度の結婚歴があり、最初の夫人は交通事故で亡くしている。現在の夫人は日本人女性である。先の夫人の娘のカロリン・マズアは声楽家であり、現夫人との息子ケン・マズアは現在サンアントニオ交響楽団正指揮者を務めている。