2009.10.26 Monday
石川 滋 コントラバス・リサイタル
BS2 クラシック倶楽部 2009年8月21日 Bモード・ステレオ

  石川滋 コントラバス・リサイタル

 1.コントラバスとピアノのためのソナタ     (ヒンデミット作曲)
 2.コントラバスとピアノのための4つの小品から  (グリエール作曲)
     「タランテラ」
 3.バイオリン・ソナタイ長調[コントラバス版]   (フランク作曲)

         コントラバス:       石川滋
         ピアノ   :エドムンド・アーカス

   [収録:2009年7月17日,東京オペラシティリサイタルホール]

  石川 滋
 スイスのベルン交響楽団ソロ首席コントラバス奏者。
 慶応義塾大学経済学部卒業。桐朋学園ディプロマ・コースに在籍し、堤俊作にコントラバスを師事。エール大学にてゲイリー・かーに師事、ジュリアード音楽院でユージン・レヴィンソンに師事、同修士課程卒業。フロリダ・フィルハーモニック・オーケストラ首席奏者、ニューワールド交響楽団首席奏者、ボストン音楽院講師、ほかアメリカでの豊かな経歴を経て、現在はベルン校曲楽団ソロ首席奏者。国際コンクール入賞多数。1991年日米協会音楽賞受賞とともにカーネギーホールにて受賞記念コンサート。その実力は国内外に認められ、マイアミ・ヘラルド紙では「王冠の宝石」と激賞される。1992年から毎年、小澤征爾率いるサイトウ・キネン・ファスティバルに出演。アメリカとヨーロッパで首席を務めた唯一の日本人コントラバス奏者として、コントラバスのソロ奏者としての可能性を広げる事をライフワークとし、その多岐に亘る活動は世界で高い評価を受けている。

  エドムンド・アーカス
 1940年、ニューヨーク生まれ。ジュリアード音楽院で、傑出した教師でありピアニストのロジーナ・レヴィンに学び、学士と修士学位を取得。その後ヴォルフガング・ロゼに学ぶ。また、ソロリサイタルやオーケストラとの共演を行う。

 石川滋の演奏会といっても、アメリカやヨーロッパでは活躍している事はしられているが、日本国内ではそれほど数が多いとはいえない。このハイビジョンクラシック倶楽部でも滅多にないことである。小生も彼の演奏は初めて聴きました。
 一般にオーケストラの演奏の中でも、コントラバスのパートについてはそれほど耳をそば立てて聴くという事はあまりないのであるが、今回程コントラバスの音に注視した状態で鑑賞したのも初めての事でした。楽器自体はほんとに大きな図体をしているが、音自体は他の弦楽器と同様にデリケートな音をも出す事ができるのには改めて感心しました。やはりこれは演奏者の巧みな技というものですね。