2009.04.24 Friday
鈴木大介 ギター・リサイタル
 BS2 クラシック倶楽部 2009年4月21日 Bモード・ステレオ

  鈴木大介 ギター・リサイタル

 1.涙の賛美
 2.愛のたより
 3.わが宿
 4.セレナード     (以上シューベルト作曲/メルツ編曲)
 5.ギターは耐え、そして希望し続ける   (池辺晋一郎作曲)
 6.ノクターナル作品70           (ブリテン作曲)
 7.「スペイン組曲」から「カディス」   (アルベニス作曲)

          ギター:鈴木大介

[収録:2008年12月17日,サントリーホールブルーズ(小ホール)]

 2009年2月16日放送の再放送。 2月17日当ブログにて演奏者の紹介と評を記述。
 前回の演奏収録を聴いてからまだ2ヶ月程しか経っておりませんが、この演奏曲目の中で5曲目の池辺晋一郎の曲「ギターは耐え、そして希望し続ける」の曲について、追記したいことがありましたので、そのことに少し触れておきます。
 この曲は池辺晋一郎が鈴木大介に献呈したものですが、この曲の発想の基になった出来事がありました。それは、「ヨーロッパ公演」平和の旅が2007年7月21日~29日の行程で行われたもので、総数140名に及ぶものでした。神戸市役所センター合唱団が委嘱制作した、混声合唱組曲「悪魔の飽食」原詩/森村誠一、編詩/池辺晋一郎、神戸市役所センター合唱団、作曲/池辺晋一郎で、平和の旅がクラクフ、プラハの公演先を中心に行われ、念願だったアウシュビッツを訪問することだったわけです。その旅の団長だった池辺晋一郎がそのアウシュビッツの印象をギターの曲に乗せて作られたものでした。
 当時、事務局長であった樋口玲子さんが次のように語っています。
 「20世紀の二大戦争犯罪である『七三一部隊』と『アウシュビッツ強制収容所の大量虐殺』、この悲惨な歴史的事実を忘れないため、私たちは、平和のためのささやかな活動を日本国内はもとより、他界に向けて発信してきたこの平和の旅を不十分ながらお伝えしようと思います。」と。