2009.02.15 Sunday
名曲探偵アマデウス ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
 NHKクラシックミステリー名曲探偵アマデウス2009年2月14日 BShi

  名曲探偵アマデウス ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」

 幻の秘宝を追え! ~ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
  依頼人 宝田金夫 (入江雅人)
  職 業 元証券マン
  依頼内容
  父は最期に私の人生を救ってくれる宝を見つけたのです!
  お願いです、この楽譜の謎を解いて、宝物を見つけて欲しいんです!
 名探偵が挑む名曲
 ドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」とは
 今回名曲探偵が挑むのは、クロード・ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」。
 フランス象徴派の詩人、マラルメの「牧神の午後」に発想を得て作曲された。
 とらえどころのないモアッとしたメロディーは、ある気だるい夏の日の午後、牧神と水の精が繰り広げる幻想的な世界を描いている。
 「現代音楽はこの曲とともに目覚めた」といわれ、20世紀現代音楽の扉を開いた曲として、当時の聴衆のあいだで話題騒然となった。
 それまでの音楽の構造を打ち破る「ハーモニーの革命」とは何なのか。そして、父親が探し当てた財宝のありかは見つかるのか?
 名曲探偵が、「牧神の午後への前奏曲」に隠された秘密に挑む!
 以上が事件ファイルである。

 今回の演奏は、管弦楽:NHK交響楽団 指揮:エマニュエル・ヴィヨーム である。
 牧神のごごへの前奏曲はフランスの作曲家クロード・ドビュッシーが1892年~1894年にかけて作曲した管弦楽作品であり、また彼の出世作でもある。
 この曲はドビュッシーが敬愛していた詩人マラルメの「牧神の午後」に感銘を受けて書かれた作品である。近代の音楽でこの作品が大きな重要な位置を占めるのは間違いはない。
 初演は1894年の暮れにパリにてギュスターヴ・ドレ指揮により行われた。
 当時としては非常に革新的な作品であったのであるが、初演から大好評で迎えられたようである。
 
 この曲の大きな特徴は最初にフルートのソロで始まるところである。
 今回の演奏はNHK交響楽団であるが、その部分をフルートの首席奏者がとても詳しく説明を加えて何度も繰り返し演奏をしていましたので、その不思議さに気がつくと思います。
 その7つの半音階の音に特徴があり、なにやら不安定な旋律を奏でている事がわかります。
 ところがこの旋律がそれまでの音楽から一躍革新の世界に入っていくところが、とても魅惑的で面白いですね。この曲を通して聴いていても全てはその一点の7つの半音階の音の繋がりにある事がわかります。この探偵事務所で問題になっている、隠された秘密はまさに、この7つの半音階の音にある事が判明したわけです。