翌日、私たちは彼のBOSSに会いにピアチェンツァに向かった。
でも、その前にまずは腹ごしらえ
彼の職場の近くにあるレストランで食事をとることにした。
ガイドブックにも載っていない、地元の人だけが知るレストラン。
観光では訪れることができない所に連れて来てもらえるのは本当にうれしい
この日のランチは、生ハムの盛り合わせと2種のラビオリ
ラビオリの中にはチーズやお肉がギッシリはいっていて、見た目よりかなりボリューム
海外に来ると時差ぼけもあってか、1度に食べられる食事の量が極端に減ってしまう、私・・・・・。
毎度毎度、必ず残しちょうんだよね・・・
この時もラビオリを食べきれず、ウェイターさんに
「まずかった!!!??」
と聞かれてしまいました
食事を終え、レストランを出ようと席を立つと、私たちの後ろに座っていた50代くらいの女の人が
「ちょっと・・・」
と、彼に声をかけてきた。
恰幅がよくて、とてもゴージャスな服を着ていて・・・見るからにお金持ち
って感じ。
彼曰く、地元で有名なお金持ちの奥様だそう
彼の後ろで、2人の会話の様子をうかがっていたんだけど、このマダム・・・
チラチラと私の方を見ながら話をしている
・・・なんだろ?
イタリア語でしゃべっているので、私には会話の内容もわからず
少し不安になってきたので、彼に声をかけようとしたそのとき・・・
ぎゃっはっはっはっはっは!!(笑)
彼とマダムが突然大爆笑・・・。
彼だけじゃなく、近くに座っていた若いカップルも大笑いしてる
何?
何の話してるの??
訳もわからず唖然としていると
彼がくるっと私の方に向き直って、マダムとのやり取りを話し始めた。
「だ~りん!!聞いてくれ(笑)このマダムがね、キミは日本人かって聞くから、そうだって答えたんだ
でね、この子はあなたのGF?って聞いてきたから、そうだよ!って言ったら、マダムがキミのこと、とてもエレガントな女の子ねって誉めてくれたんだ
」
えっ?
誉めてくれてたの??
なーんだ・・・あんなに笑ってたから何かと思ってたけど。そんな大したことじゃないのかも
すると、彼はこみ上げる笑いを抑えつつ・・・・・
「なんでこんなエレガントな女の子が、アンタみたいなイタリア男と付き合っているの?不思議だわ~!!なんであなたのことが好きなのか、彼女に聞いてちょうだい!!っていわれてさぁ~~(笑)」
はぁっ!!?(爆)
「イタリアにはもっといい男がいるわよぉ~
こんな男やめて他のにしときなさいよぉ~~~
」
ワインを片手に男を変えろ!と言い続けるマダムを前に、どうすることもできず、ただひたすら苦笑いをする私・・・。
初めて会話をしたマダムに「こんな男」呼ばわりされたというのに、彼は凹むどころか、近くにいたウェイターさんを捕まえて
「ちょっと聞いてくれよ~
今さぁ~こんなことがあってさぁ~
」
と、楽しそうにベラベラと皆にしゃべりまくる始末・・・。
仕舞には
「エレガントって誉めてもらえてよかったね
ダーリン
」
だって・・・・・
あんた、そこ喜ぶとこでも笑うとこでもないんですけど・・・・・
イタリア滞在2日目の、愉快な昼食でした。