12月19日
私は1人、飛行機に乗り込んだ。
出発のための準備に追われ、バタバタとしていたらあっという間にこの日を迎えていた。
おかげで今回は再会までのカウントダウンすらできなかった・・・![]()
本当は会えるまでの日々を指折り数えて、ドキドキ
ワクワク
したかったのにぃ
遠距離恋愛ならではの楽しみを、一つ無駄にしてしまったように思えて、ちょっとブルーな気持ちでいたんだけど・・・
飛行機に乗り込んで、一気にテンションが上がってしまった
だって・・・
だって!
だって![]()
だって
この飛行機、がっらがらなんだもぉ~~~~~~~~~~~ん
今まで何回か飛行機には乗ってきたけど、こんなに人がいないの初めて!!
前も、後ろも、左も、どこを見回しても人がいない!!!
私の座席の列にはシートが3つ。
もちろん、だれもいないので3つ使いたい放題
枕もブランケットも3つ独り占め
トイレだって並ばなくっていい
なにより、エコノミーで横になって眠れる
超ぜいたく
航空会社にとっては全くありがたくないいことだろうけど、こんなにとってもとっても快適に過ごせて、本当にラッキー
本当はお行儀が悪いことなんだろうけど・・・
着陸する2時間くらい前になると、私は最終準備にとりかかる。
そう、お化粧をするんです
彼に会いに行く時は肌に負担をかけないようにスッピンで飛行機に乗って、機内でメイク![]()
久しぶりに会うから・・・やっぱり、きれいでいたいんだよね
迷惑・・・とわかっていても、これだけは譲れない女心。
隣に人がいると気を遣うし、申し訳ない気持ちにもなるのでちょっとやりにくいんだけど、今回はその心配もない
座席の上の棚から荷物を取りだそうと立ち上がると、反対側の列の後ろのほうに1人、女の人がいるのに気付いた
日本人の女の人で、
連れの人もいないようだった。
私といっしょ。
1人きり。
彼女もメイクをしていた
マスカラを手に、
丁寧に、丁寧に
お化粧している。
きっと、彼女もこれからダーリンに会いに行くんだろう・・・
なんの証拠もないけれど、そう思った。
「あの子は何日ぶりの再会なんだろうか?」
「彼にお土産、何買ったのかな?」
「クリスマスは一緒に過ごすのかな?」
「何日間一緒にいられるのかな?」
同じ日に、同じ便で、大好きな人に会いに行く人にこうして出会えるなんて・・・
なんだかとっても嬉しい気持ちになった。
見ず知らずの彼女と自分が重なって、急に親近感がわいてきた。
そう決まったわけではないのにね(笑)
彼女は、どんな再会の瞬間を迎えるんだろう??
そして、私は・・・
私にはどんな再会が待っているんだろう?
再会の時まで、あと少し。