こんにちは。あらかぶです。
今日は、高校の古典について、問題集の紹介をしますね。
今、私は3人の高校生に古典(古文の方)を指導していますが、その中で使い勝手がいい問題集が二つあります。
①『古典文法10題ドリル(古文基礎編)』 菅野三恵 著 駿台文庫
②『古文上達 基礎編 読解と演習45 文法理解から応用まで』 仲光雄 著 Z会出版
です。文法事項についてのトレーニングは一応この2つで足りるのではないかなと思います。
「古典文法10題ドリル」については、短文の中での文法問題演習が豊富で、助動詞などに関しても一つ一つの意味やどのように使われているのかの感覚をつかむのに十分な量があります。
「古文上達」の方については、主に文章読解の中でトレーニングするのに適しています。また、コラムなどが素晴らしいので、細かな知識などが分かりやすく述べられています。
私は、この「古典文法10題ドリル」で文法事項を短文の中でしっかり確認をし後、それを含んだ文章読解を「古文上達」を使って行っています。
また、特に「古文上達」の中ではおぼえておかなければならない古文単語などにマーカーを引いて、何度も意味をとらえながら読む練習をすることで、古文感覚が身につくと同時に古文単語も身についてくるのではないかと思います。
あとはこれに学校で使っている古文単語や古典常識に関する本を使用していけば、かなりできるようになるのではないかと思いますね。
もしよろしければ、ご参考までに・・・。