おはようございます。あらかぶです。
今日は、以前書いた「学力の底上げを邪魔するもの」の「その2」を書きたいと思います。

これは保護者の方に特にお願いしたいことでもあるのですが、概して本人の学力を邪魔するものの中に、「先に何でも考え方や答えを行ってしまう」ということがあります。中学受験などでは保護者の力が特に大きいですし、わかっている保護者の方なら子供が試行錯誤している時間を「勿体ない」と考えてしまって自分が先に答えてしまう・・・。

実はこれをすると、子どもは考えなくなる傾向が強いようです。

思いっきり受け身になります。

「教えてもらっていないからわからない」と言います。

ところが、特に算数や数学に必要な発想は、「新しい問題をどうやったら今までのやり方に近い形に直して解けるか」なんですね。これをパターン化して最初に教えてしまうと、解き方は覚えるけれども「思考力」「発想力」は失ってしまうのです。

これは保護者の方が特にできればできるほどしてしまいやすいミスになります。

もしそうするならば、時間を定めて「分からなくても○○分間は子供自身で考える」ということを決めて、その間はヒントを与えない我慢をすることが大切です。

水から見つけた発想や法則は、簡単には忘れませんし、本人の自信につながります。

どうぞ言いたい気持ちをグッと押さえて考えさせてあげてください。

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