定期預金や投資信託など

本人の意志を確認しないと解約できない預貯金に対して

認知症等の理由で本人に判断能力がなくなり

解約できなくなってしまう状態

 

施設入所や入院などでお金が必要な時に

お金を持ってるのに使えない

 

「資産凍結」

 

いま社会問題みたいです

 

 

我が家もいままさにその瀬戸際状態

 

 

解約したい場合は基本的に

その銀行ないし保険会社まで本人が出向いて担当者に会い

意思確認を認めてもらわないと解約できません

 

ただし本人が出向けない時は

病院や自宅まで担当者に来てもらうことも可能です

 

 

このたび母が入所している施設まで

担当の方が来て面会してくれることになりました

 

 

母は日によって調子の波があります

 

いろいろ覚えていて会話も普通にでき

ノープロブレムじゃないかと思う時もあれば

全然の時もありで

 

こうなるともはや賭けに出る感じで

面会してもらおうと家族で決断したのでした

 

 

当日は義理姉と私も立ち会いました

 

 

担当の方が来るより少し早めに行って

誕生日や名前など母が聞かれそうなことを

練習させ(笑)挑みました

 

 

担当の方は感じの良い人でした

※義理姉によると事前の電話では怖そうだったけど

 全然違ったそうです

 

母は名前はすぐ言えたのだけど

誕生日が「昭和○○年」までしか出てこなくて

 

気をもんだわね~

 

 

でも担当の方もしばらく別の話をした後

また誕生日を聞いたりして粘ってくれて

 

何度聞いてくれたかなぁ

 

最後にはついに「月」も「日」も言えたんですよネ!

 

 

母はありのままの意識に近い状態ですから

「まだ終わらないのかしらね」などなど

正直過ぎるひとつひとつの言動がかわいく思えて

 

30分位かな?

面会時間は笑いが沢山ありで和やかでした

※感受性の強い義理姉は最後泣いていたけど

 

 

もちろん解約できたら一番良いけど

 

結果はどうなってもいいやという気持ちになりました

 

義理姉も後で電話で担当の方に

感謝していますと伝えたそうナ

 

・・・・・・・・・・

 

面会の日

 

わたしはずっとホーリースピリットに祈っていました

 

 

ホーリースピリットを完全に信頼するのなら

 

(お母さんがちゃんと受け答えができて

無事解約できますように)

 

と願うのは違う

 

ホーリースピリットは

最善のことしか起こさないと信頼できるなら

結果をこちらから要求する必要はないのだから

 

でも(要求してはいけない)と自分を責めるのも違う

 

要求している自分に気づいたら

ホーリースピリットに

その思いの訂正をお願いする、だけ

 

 

面会中

それでもちらちらと

(お母さん!誕生日思い出せ!)

などと要求しちゃう自分がいましたけど(笑)

 

それに気づいてすぐ

我が心を修正することの繰り返しをしていました

 

 

いまは本当に

どんな結果でもいいという心境になっています

 

どうも義理姉も同じ心境みたい

 

 

なんでかな?

 

解約できなかったらそれはそれで

困るといえば困るんだけど

 

でもそれでも何とかなるといえばなること

 

 

なんでかわからないけど

今は穏やかな気持ちでいます

 

安らぎと喜びと感謝を感じる心の状態

 

とても自由です

 

 

この状態が心の本来の在り方なんだと思う

だってなぜだか懐かしく感じるもの

 

 

ホーリースピリットに

ここまで連れてきてもらったのです

 

この尊い場所へ

 

 

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地球における今生の故郷はこんな景色