我が家はけっこう動物好きで

常に犬と猫を数匹ずつ飼っていました

 

 

田舎ということもあり

犬は庭で放し飼い

 

和室の窓はいつも幅10cm開けっ放しで

猫も出入り自由

 

だから野良猫が

いつのまにかウチの猫に

なんてこともしょっちゅうでした

 

 

私と父はどちらかというと犬派

兄は完全に猫派でした

 

骨折しても泣かない兄が唯一泣くのは

猫が死んじゃったとき

 

そんな兄の猫愛は・・

 

 

今の家では

家族の都合で猫を飼っていません

 

ただ庭が広く木々が豊かで

外敵が入ってこられないから

野良猫にとっては天国らしく

 

住みついてる野良猫が

毎年子供を産み

 

いまや4代目?くらいまで続き

7,8匹いるのかな

 

 

義理姉が言うには

 

子猫が生まれたばかりのときなど特に

 

痩せた姿を見ると

食べ物を与えたくなるし

 

寒い日に親子で身を寄せ合ってる姿を見ると

可哀想で室内に入れたくなると

 

※まあそうだよね〜

 

しかし兄に絶対にそれをやるなと

固く言われてるそうで(笑)

 

 

兄曰く

 

「飼うなら全員飼う

それができないなら1匹も飼わない

 

そして飼わないなら

家に入れないし餌もあげない方が

彼らのためだ」

 

野良猫として生きてゆくなら

下手に甘やかさない方が良いと

 

そんな兄は

本当に猫を愛している人なんですよ

 

 

どうなんでしょうね

 

家に入れられなくても

餌をあげるのが良いのか

 

8匹は無理でも

1匹でも飼うのが良いのか

 

何が猫たちにとって

一番良いんでしょうね

 

 

こないだまでの倫理学の講義で

有名なトロッコ問題というのが出てきました

 

「5人を助けるためには

1人が犠牲にならなければいけない

 

1人を助けるためには

5人が犠牲にならなければいけない

 

どちらかの選択しかできない場合

どうするのが一番正しいのか」

 

 

わたしは兄の考えに

賛成反対というよりも

 

自分の考えに迷いがないところが

兄は凄いなと思いますね

 

私だったら

どんな選択をしても後悔しちゃいそう

 

 

自分の考えに責任をとる人は

相手にも責任とる人だと思うので

 

そういう意味で

兄は優しい人だと思う訳です

 

自然主義、でも自然は優しい(かな?)

 

 

IMG_0151.JPG

 

↑我が家に住みつく野良猫親子

 

 

猫は狩猟本能が激しくて

 

庭でスズメやトカゲを捕まえて

八つ裂きにして

 

しかもそれをくわえて

わざわざ見せに来るんですよね

 

※猫を外飼いしたことのある人は

経験あると思います

 

 

その直後に

猫とチューはさすがにできない(笑)