その人の幸福は
その人の責任だと思っています
同じく私たちはみんなで
自分たちの幸福の責任を分かち合っています
特定の人と特に
幸福を分かち合うこともあります
それはさておき
私はあまり
人に何かをしてあげたいと思うことがありません
おせっかい が駄目なんです
するのもされるのも抵抗があります
昨日の夜
やや混雑気味の電車内で
私は座っていました
そこに男性1名女性3名の
60歳前後くらいのグループが乗ってきて
私の前に立ちました
服装と会話からしてトレッキング帰り
みんな元気で楽しそうでした
私の左隣に座っていた若い女性が
すぐに席を譲りました
そこにはちょうど女性陣が立っていて
譲り合った結果一人が座りました
それを見て今度は
そのまた左隣の人が席を譲って
また一人が座りました
それを見たのか今度は
私の右隣の人が席を譲って
その前には男性が立っていて
いいですよと断って座らず
残った立っている女性に席を促しました
瞬時に私は考えるわけです
(あと私さえ席を譲れば4人とも並んで座れる)
・・しかし私は席を立たず
空いた右隣の席に移動しました
残りの女性が私がいた席に座り
男性は並んで座っている3人の前に立ち
楽しい会話を続けましたとさ
私が席を譲らなかった理由は
4人で並んで座ると
かえって会話しずらくなるんじゃないか
もあるけどそれより
席を譲られた時男性が
一瞬悲しげな表情をしたように見えたんです
それを見なければ私も
席を譲っていたかもしれません
そんな風だと
いつか私が席を譲ってもらう年齢になった時に
このままじゃ感謝できないんじゃないかと
気難しいおばあちゃんになってしまうんじゃないかと
ちょっと心配だ(苦笑)
これで良かったのか?
答えはあのおじいさんの胸の中
私は全然気にしてませんが面白いな~と思って
あのとき瞬時に
もうひとつ思ったことがあって
(4人全員で座るよりも
女性に席を譲って自分は立ってるって状況にしてあげた方が
おじいさんがカッコ良く見えてモテるんじゃないか)
という おせっかい
もあったんですよねーあちゃー
