羽生結弦がNHK杯で大記録を打ち立てた時

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ゾーン


なんて書きましたが

またしてもやりましたね~


異次元 とか まだのびしろがある


とも言われてますね


どこまでいくのでしょうか?



・・それで思い出したんですけど


※羽生くんの話じゃなくてスミマセン(苦)



美大目指して

美大受験専門の絵の予備校に通い始めた頃


わたし、めちゃくちゃ下手だったんです


過小評価じゃありません

本当にどう見てもダントツに下手でした



日本画科の受験の実技は

水彩絵具で写実画を描きます



輪郭線を描かずに

林檎を立体的に描くとか


透明なガラスコップとか


手前の葉と奥の葉の遠近感とか


布のしわとか


・・難しいんですよ! ←興奮してしまう


花とか描く方がずっと簡単なんです!



なんかね


頭で描くイメージと

実際の手の動きが違うんですよね(笑)


※運動音痴の人みたい

上手な人の描き方を一生懸命観察して

真似しても同じように描けないし


何が駄目なのかもわからない


頭ん中では描けてるはずなので

(自分で言うのも恥ずかしいが)



夏期講習が終わり


秋が過ぎ


冬期講習まできても


ぜっんぜん上手にならなくて



そんな冬期講習中のある日


・・突然描けるようになったんです



その日のことはまだ覚えてる


いつものように

林檎とガラスコップと花と布を描いてる時


ガラスの透明さと固い質感が

表現できちゃって


イメージ通りに手が動くんですよね


すんごく気持ち良かったなぁ



その日以降

まともに描けるようになり


受験に間に合い合格したという



なんで急に描けるようになったのか・・


思うに


何度も何度も繰り返し

描いていたというのがひとつ


※体が覚えるまで描いてた感じ


あと試験日が迫ってるのに

全然描けなかったから

ものすごく集中力が高まってたかも


※火事場の馬鹿力的な



まあとにかくよかったです


予備校の先生にも驚かれたというか

ホッとされました


あのときは

心配かけてすみませんでした、先生~



しかし例えば


自転車の乗り方って

一度乗れるようになると

もう乗れない自分に戻れなくなるのに


絵は下手な自分にすぐ戻っちゃう


これは

良い方に考えれば


何度でも山に登る経験ができるということだネ



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羽生君と同列に並べる話じゃないでしょうが


人間、たまに

あるとき急に成長することってあるなと思って



中二男子の身長みたいですね