大学の「宗教学」講義での話



誰かが亡くなる直前に

すでに亡くなっている近親者や知人を見る


という


いわゆる「お迎え」について


東京大学大学院人文社会系研究科が

発行した


「死生学研究」


という機関誌の論文として

発表されたデータによると


「亡くなる直前に

他人には見えない何らかの存在を見た」


人は半数近くいたそうです


※遺族(や医療関係者)の証言



さらに


「そのとき誰(何)を見たか?」


について


圧倒的に多かったのは

その人の既に亡くなっている家族だそうで


それ以外では


家族以外の誰か

お花畑

ほとけさま


等だそうです



さらに


既に亡くなっている家族の中で

誰が多いかというと


母親

父親

夫(妻)

兄弟姉妹

友人知人


の順だそうです


年齢からしても

既に亡くなっている家族といえば

両親が一番多いでしょうけど


父 より 母 なのね



なによりホッとするのは


そうやって

亡くなる直前にお迎えを経験している人は


「安らかに逝く」


というそのデータの結論



なんでかな?と

私も考えてみたのだけど


知らない土地(黄泉の国)に行く前は

誰もが不安だろう


でも誰か

(とりわけ自分が一番安心できる

そして会いたかったであろう人)が


迎えに来てくれたら


どれだけ安心できるだろう・・



これはまさに

父の体験でもあるんですよね


母によると

亡くなる半月ほど前に父が


「おふくろが(病室の)ドアのとこに立っていた」


と話していたそうなんです



てことは


お父さんはやっぱり

安らかに旅立てたのかと


講義の中で

そのデータの話しを聞いたとき


安ど感に満たされたんですよね



すぐに母にも

この話を伝えました


※安心するかと思って



すると母は


「でもそのとき私はおばあちゃんに

「まだお父さんを連れて行かないでね」

ってお願いしたのよ」


と若干不服そうでしたが



そっか・・そうだよね(笑)






おとといのM-1グランプリのセット


見ようによっちゃあ極楽浄土みたい



極楽浄土って


自然物がなくて人工的

さらに眩いほどに光り輝いているそうナ


・・ディスコみたいな感じ? ※「クラブ」じゃない