先日のコース中に
親切について生徒さんと話してて
思い出した昔のこと
憧れのコートがあって
当時の自分には
背伸びしないと買えないそのコートを
いつか欲しいんだよね~と
カレシに話していました
その年の誕生日かクリスマスに
カレシがサプライズで
そのコートをプレゼントしてくれました
その時の私は
(え・・なんで買ってくれちゃうの!?)
とネガティブな意味での
ショックを受け
さらに
喜べない自分に驚きました
で、気づいたんです
私が欲しかったのはコートじゃなくて
憧れのコートを
自分の力で手に入れられる自分
だったんだなって
そのとき満面の笑みを浮かべ
私が喜ぶことを信じて疑わなさそうな
カレシに対する
(私の楽しみを奪ったくせに)
という怒りと
喜べない自分に対する罪悪感で
すご~く嫌な気分だったのを
覚えています
※こんな感じでいると
苦笑いの機会が多くなってしまう、笑
人の好意をそのまま喜べない自分への
自己嫌悪と共に月日は流れ
自分の内側にある(はずの)
優しさを探す日々は今も続いています
わたしはそういうとき例えば
心の訂正として
「今日が地球最後の日だったら?」
って想像してみたりします
(唐突な展開でスミマセン)
すると違うものが見えてきます
もしもカレシがコートをプレゼントしてくれたあの日が
地球最後の日だったら
「ありがとー」
ってカレシに抱きついてる情景が浮かぶ
やっぱり
最初からあって最後まで残るのは
それなんだなと
昨日で終了したPPSコース
お疲れ様でした
これは
「毎日が地球最後の日だと思って生きている」
という淀川長治先生の言葉を
お手本にしていますが
まあ・・イチイチそんな風に
想像しなくても
いつも真の自己を忘れずにいられれば
良いのでしょうが
優しさを探さなくていいと
心から思える日まで