7年くらい前のこと
デヴオーラのお庭でひとりぼんやり夕陽を眺めていたとき
ふいにヴィッキーが教えてくれました
「あなたはあなたのままでいいのよ」
それはずっと昔から
何かの本や誰かのメッセージとして知っていた言葉でしたが
そのときは
本当にそれでいいのだと思えました
・・・それ以来
「アマーリエは神楽坂のヴィッキーズガーデンでありたい」
これだけは譲れない願いとして私の心にあり続けます
それが私にとっては
大事な大事な何かの支えになっていると思うの
ガーデナーの方にリニューアルしていただいて
小さなハーブガーデンのようになった玄関前のオリーブに
クリスマスの飾りを
友人が作ってくれた花束で玄関ホールも
ほんのり色を添えて
サロン前の公園もが紅いドレスでお迎えいたします
誰かが此処に来てくれることのありがたさを
噛みしめる日々
賑やかな日も
静かな日も
晴れの日も雪の日も
暖炉の前で編み物をしながら
待っていてくれるお婆ちゃんのように
変わらないスペースでありたい
私にとってヴィッキーの庭がそうであるように


