去年の秋に倒れた父。
一度はもうだめかと思われたものの、奇跡の復活を遂げ。
しかし随分痩せてしまったと、母から聞いてはいました。
「痩せて人相が変わっちゃったから
今お父さんに会ったらショック受けるかもしれないわよ」と。
年末年始は頻繁に実家に帰ってたけど
ここのところ忙しくて全然。
しかしまた調子が悪いと聞いて・・・
先日、2か月ぶりくらいに父に顔を見せに帰りました。
たしかに父はげっそりやせ細り
顔は真っ白で
義眼だけが浮き上がって異様に見えました。
でもなんでだろう?
ショックはなく。
可哀相とも思わず。
父が穏やかな表情をしているように見えたので。
父の周りの空気は
なにやら透明で優しい者たちに囲まれていました。
わたし思わず
「お父さん、痩せてついに聖人みたいになっちゃったね。
聖フランチェスコみた~い」
と、笑ってしまいました。
※頭のてっぺんに髪がないし、笑
父も、ニヤリと笑いました。
後で思い出したことだけど
父のガーディアンエンジェルは私と同じB51クツミで
クツミは聖フランチェスコの転生を持っています。
聖フランチェスコは動植物や聖霊と話ができて
彼が福音を始めると動物たちが集まってきたそうです。
父の周りを囲んでいたなにやら透明で優しい者たちが
そんな聖フランチェスコと重なったから
思わずそう言っちゃったのかしら?
どちらかというと父の人相を見て思い出したのは
聖フランチェスコより、ダ・ヴィンチの描いた
「聖ヒエロニムス」
だったけど。
「聖ヒエロニムス」 レオナルド・ダ・ヴィンチ作
ちなみに、聖フランチェスコの肖像画はこちら(いろいろあるけど)。
髪型だけじゃなくて顔もそっくり。
頭良いけど、変わり者の放蕩息子だったとこも
二人は似ているかもしれない。。。
今週だけで奇跡のコースセミナーを4回開きましたが
今月のテーマは
「私たちに体はない。光しかない」
今の痩せこけた父を見ていると、本当にその通りだと思います。
父の消えそうなか細い身体がかえって
父の「光」を浮き彫りに見せてくれるようです。