この1週間、仕事の合間をぬって
いくつかの展覧会を回ってきました。
今のうちに見とかないと行けなくなりそうで。
わたしのおススメ順は
ラファエロ → クラコレ → ルーベンス
です(理由は言わなくていいだろう)。
しかし何よりリコメンドしたいのは、映画
ドキュメンタリー映画です。
NYに住むアート好きの夫婦の物語。
ごくごく普通の郵便局員と図書司書である
ハーブ&ドロシー夫妻は
つつましいお給料で好きなアートを買い集めているうちに
やがて世界でも有数のコレクターになり
それらを1点も売ることなくナショナルギャラリー(米国立美術館)に
寄贈したという実話。
・・・それだけといえばそれだけの話なのですが。
大好きなもの(アート)があって
大好きな人(お互いや応援しているアーティスト達)がいて
そんな(一市民である)ふたりの愛に溢れた日々を見ていると
とっても豊かな気持ちになります。
ふたりが豊かだからでしょう。
ふたりの周囲の人も豊かになってゆくのです
(お金のことじゃないんだけど)。
映画のチラシの
「人生こそが最高傑作(マスターピース)!」
まさに!・・・なふたり。
ラストはホロリです。
さぁて。
ここからしばらくはノンストップお仕事。
気づけばセミが鳴いてるんだろうか、とほほ。