昨日のビートたけしと大島監督あたりから
自分の青春時代を思い返していて・・・
まず思い出すのはこの人。
ロミー・シュナイダー。
1938年9月23日生~1982年5月29日没。
オーストリア人の女優。
憧れの人間はけっこういるけど
憧れの女性ってあんまりいなくて。
そんな中、ロミーは私の憧れの「女性」です。
自分の青春時代に
ロミーがバーバリーのトレンチコートを来ている写真に憧れて
「いつか私もバーバリーのトレンチを着るんだ」
と、心に決めていました。
社会人になり
ボーナスでバーバリーくらいは買えるようになったけど
「今の自分が着ても似合わない」
と、買わず。
彼氏が
「じゃあプレゼントしよう」
と言ってくれても
「そういうんじゃない」
と、突っぱね(笑)。
・・・時は経ち。
5,6年前かな。ある秋の終りに
「今なら堂々とバーバリーのトレンチを着られる!」
と思えたのです。
・・・で、その後・・・
・・・いまだ買ってません。
それでようやく理解したのです。
私は
「バーバリーのトレンチコート」
が欲しかったんじゃなくて
「バーバリーのトレンチコートが似合う自分」
が欲しかったんだな~と。
欲しかったもの(自分)が手に入ったので
象徴としてのコートはどうでもよくなっちゃったのね。
いやいやでもコートも欲しいよ、やっぱり。
憧れのバーバリーのトレンチコート。
今度こそ買うぜぃ。
そうなったら最早、誰かのプレゼントでもいいと
平気で思えるのが我ながら面白いぜぃ。
ワイルド・・・・・ああ、ダメダメ。ロミーはこんなにダサくないぜぃ。
青春プレイバック。
映画「ルードヴィッヒ~神々の黄昏~」のワンシーン。
バイエルン国王ルードヴィッヒと
年上の従妹でオーストリア皇妃エリザベートの秘かな恋。
今やなかなか見られないロミーの映画の中で一番好きな1本。
ロミー、綺麗~。
※ロミーのような女性とはどんな女性か?
それはまたそのうち。