昨日の勉強会でまたしても生徒さんに前髪をイジられ。


嬉しいけど照れくさいんスよ。



どうも自分は


「男前」「仕事できるね」


のような、男性的な部分を褒めてもらえると比較的素直に受け取れるけど


「綺麗」「優しい」


のような、女性的な部分を褒めてもらうと素直に受け取りにくい。


屈折した受け取り方になっちゃうみたいで。



自分の女性性に屈折してしまうのは子供の頃からそう。



例えば。



私は子供の頃ずっと、自分のことを「あたし」と言えませんでした。


「あたし」って言うのって、ものすごく女の子っぽいじゃないですか。


なまめかしくてヌメヌメしてて・・・恥ずかしくて言えなかったのよ。



だから極力、(ときには不自然な言い回しになっちゃっても)

会話の中で一人称を使わないようにして。


苦労してたんですよ、ホント(涙)。



ただ小学生の時、ドカベンを読んで

一番好きだった殿馬が自分を「ワイ」と呼んでいるのを

「これだ!」と思って以来。


ずっと私は自分のことを「ワイ」と言ってました(笑)。


「ワイの分もごはん作ってー」なんてね。


母や祖母に叱られてもやめなかった。


だって「あたし」ってどうしても言えなかった私には

これしかなかったんだもん。



その後、中学生になるとやはり漫画の影響で「ボク」と言い始めて

これは随分長いこと定着してましたよ。


他にも自分のことを「ボク」って言ってる女子いたし。


女性アーティストの歌詞の一人称も

「ボク」っていうのけっこうありますよね。あゆとか。



しかし社会に出たときに大きな壁が!


相手先の会社の人との会話で「ボク」とはさすがに言えず。


・・・・・・・・・・「わたし」と言うようになりました。すごく気持ち悪かったけど。



で、今に至ります。



今、私は自分のことを「わたし」と言えるようになりました

(でもいまだに完全に馴染んでいる感覚はない)。


ただ、「あたし」はやっぱり言えないなーーー。


私が「わたし」と言えるのは

大人の男性が自分のことを「わたし」と言うのと同じ感覚なんだと思う。



自分のことを「あたし」と言う男性ってオネエの人か欽ちゃんだよね。


※欽ちゃん的下町ノリでなら「あたし」と言えるかも、笑



「ワタクシ」と片仮名で表記するノリで「ワタクシ」とかは言える。


「あたい」はないな。


「我輩」じゃ偉そうだし。


「わし」はありだな(笑)。そうなると「あっし」もあり。




青空ボトル


ドルフィンボトル。


イルカのようにテレパシーで会話出来ればこんな悩みはないのになぁ。


もしくは外国人とか。