倍音の月1日・KIN66白い磁気の世界の橋渡し

GA B31(Asaliah) / HA B62(Laviah)


私の人生で誰かに対して激しく怒りをぶつけたことは3回だけあります。


ひとりは母。

ひとりは後輩。

ひとりは友人。



母に怒ったのは、中学だったか高校だったか・・・。

私宛に届いた手紙を母が勝手に開けたことに対して。


「たとえ家族でも私はそういうのは大嫌いなんだ(怒)!」と。



後輩に怒ったのは、20代の頃のバイト先で。

彼のあまりにもやる気のない態度に対して。


「給料もらってんだろうがこのボケ!そんなんなら辞めちまえ(怒)!」と。



友人に怒ったのは、30代も半ばを過ぎてから。

狩野英孝並みの勘違いぶりに対して。 ←狩野さんごめん


「世間知らずのボンボンの癖に何エラそうなこと言ってんだ(怒)!」と。



この3件に共通しているのは


・セリフは脚色してます。実際にはこんなに言葉使い悪くないよ、わたし。

・怒られてる時の表情がみんな一緒でした。目はまん丸、口ポカ~ン。



う~ん、今となってはどれも懐かしい思い出です。


・・・などと言えるのは、3人とも今でもとっても仲良しなので。

むしろこの後の方が絆が深まった。


母はともかく

後輩と友人は今や本当に信頼のおける数少ない友になっています。



なんででしょうね?


「怒り」って大外本音だからかな。

しかも普段人に見せるのをためらう感情。


まあ私からすれば、そのとき怒ったのは怒る理由があったからで

その人が嫌いなわけじゃなかったから

それで別れるとか仲がこじれることは考えてなかったです。


ただ相手が私のことを嫌いになってしまうかもしれないとは

・・・こちらもあまり考えなかったな(笑)。


多分私たちは理解しあえると信じていたんでしょう。

そういう相手だからこそ怒れたというか。



もし嫌いな人がいたら・・・


わたしなら怒るよりフェイドアウトかなぁ。