今朝、被災地の岩手県・陸前高田市から戻りました。
旅行会社が主催するボランティアツアーに参加して
現地でがれき処理してきました。
何から書こうか迷います。
カルマの消滅
ノアの箱舟とパンドラの箱の希望
天使たち
・・・・・
でも最初は現実的・社会的な話題からにしようかな。
まず最初の感想は「行って良かった」です。
もしボランティアをする気持ちのある方はぜひ行くと良いですよ。何故なら
「被災地はまだまだ人的援助を必要としている」
このことが行ってみてわかりました。
行く前は少し悩みました。
「自分が行くことが本当に現地の方の助けになるのか?」
なるなら行くけどもし違ったら・・・とか。
でも現地で道を歩いているお年寄りや子供たちは
私たちが乗っているボランティアバスに向かって手を振ってくれるんです。
ボランティアセンターの人たち(彼らもボランティアですが)も
「来てくれて本当にありがとう」と。
東京にいると
「頑張ろう、日本」とか「頑張ろう、東日本」の文字をよく目にしますが
陸前高田では違いました。
「頑張ろう、岩手」
彼らにとっては、自分の家や田んぼに流れ込んだ様々なものを片付けないと
生活ができないのですよね。
実際に生活しずらそうにしてる人たちを目の当たりにしてると・・・(涙)。
※廃墟となった学校の校庭で遊ぶ子供とか
不思議なことに。
もしもこの状況にひとりで向き合っていたら
あまりのやらねばいけないことの膨大さに途方にくれて茫然自失して
自分の小ささを目の当たりにして絶望してたかもしれません。
でもみんなで作業していると何故か前向きな気持ちになれて
自分たちのしていることが
小さくても確実に現地の方の生活を取り戻すのに役に立っているという思いで
作業にも身が入りました。
パワーがふつふつと沸いてくるものなのですね。
今回のツアー参加者は37人。
37番のボトルは「地上に降りた守護天使」です。
あーこれについてすごく思うところがあるのよ~
でももう出かけねば。
では続きはまた後ほど~。
ちなみに今回私が参加したのはトップツアー という会社の
ボランティアツアーでした。
ガイドさんは個人的にもツアコンとしてもすでにたくさん被災地入りしている方で
日程や細かいことなどとても行き届いていて良かったですよ。
陸前高田のボランティアセンター。プレハブの仮設小屋という感じ。
海沿いの市街中心部から車で10分くらい内陸に入った山あいにあります。
左が受付。右のテントでシャベルや長靴等の貸し出しもしてました。
ボランティアさんは岩手県外から来てる人のほうが多いそうです。