共振の月2日・KIN18白い倍音の鏡
共振の月のキーワードは「調律・チャネルを合わす・呼び起こす」。
コーラルの「観照」について辞書で調べたことを数日前のブログに書きました。
1.主観を交えず物事を冷静に観察して意味を明らかに知ること。
2.美学で、対象の美を直接的に感じ取ること。美の直観。
こうして読むと観照とは、自己同一化から離れた視点なのかと思っていました。
ところが昨日、マイク・ブースの「ネーミング・オブ・ザ・ボトル」という本の87番のところを読んでみると、そこには観照についてこう書いてありました。
「(観照とは)それはまったく分離した視点から観照することについてではなく、むしろ積極的に関わる観照です。気づきと観照の目覚めには、完全に参加することが欠かせないことの一部です。そしてこれがコーラルが私たちに与えるものです」
何故だか分からないけど(いや、分かってるけど)、ここを読んだ時じわ~と涙ぐんでしまいました。
自分が感じていたことで良かったんだという安心のじわ~、と。
完全に参加することへの恐れと疑いが溶けてゆく浄化のじわ~、と。
自分が(○○に)観照されている視線を感じたことによるじわ~、と。
観照とは、愛をもって見ることなのですね。
・・・また目の前が明るくなってきたよ。
「思いやりと暖かさ(ピンク)を通して知恵が輝き始めます(ゴールド)。これをまた新しい人間と呼ぶのは発生という意味からです。それは新しい意識の発生であり、新しいキリストのエネルギーとも言われます」
~「ネーミング・オブ・ザ・ボトル」87番の記述より~
愛を受け取るより与える人間になりたい。
与える人間になりたいというより、与えることを心から望む人間でありたい。
でもその前に、受け取ることを望んでしまう自分を許します。許したいです。
「ああ主よ、わたしに求めさせてください
慰められるよりも慰めることを
理解されるよりも理解することを
愛されるよりも愛することを」
~聖フランチェスコの祈り~