倍音の月2日・KIN222白い磁気の風
ある人のエッセイに、プロフェッショナルとは・・・について、こう書いてありました。
その人が知り合いのバイオリニストを自宅に招いたときのこと。気を利かせてその方の好きなクラシック音楽をBGMに流していたら、頼むからクラシック以外の音楽にしてくれと言われたそうです。クラシックでは気が休まらないからと。
プロになるとたとえ好きなものでもただ楽しむことができなくなる。逆に言うとそれがプロなんだと書かれていました。
そういうのも分かる気がします。
しかしそうなると、自宅にもボトルセットを置き日々親しんでいる私はオーラソーマのプロじゃないのかしらね(笑)?
まあそれはなんとも言えませんがただ思い当たるのは、仕事とプライベートでは人見知り度合いがまるっきり違う点です。
コースにしろセッションにしろ、私の今の仕事上ではバンバン初対面の人に会うわけです。でもまったく人見知りはしません。
私の中で何かのスイッチが切り替わるのが自分でもはっきり分かります。
でもプライベートで初対面の人に会うときは相も変わらずまったくダメ。その場から逃げ出したくなります(苦)。
どちらの自分も嘘の自分じゃないと思います。無理しているわけでもないと思っています。
あえて言えば「仕事(プロ)モード」と「プライベートモード」の違いでしょうか。
どちらの自分が本当の自分とかじゃなくて、、どちらも本当の自分・単に「もうひとりの私」になってるだけです。
この2日間、新しいコースが始まったりワークショップに参加たりして、仕事でもプライベートでも初対面の人に会う機会がありました。
見事なまでに両方の自分が出ました(笑)。
そして今、激しく落ち込む自分がいます。
たった3日前に「ツインソウルを使って仲間を集めてる」と書いたばかりですが・・・。
実際に集まってきたら、「え・・・ちょっと待って!」となってる自分がいます。
※自分でデリヘル嬢を呼んでおきながら、いざ来たら居留守を使ってしまったNON STYLEの石田みたい(笑)。 by 「人見知り芸人」
なにに落ち込むって・・・周りの人たちは何も悪くないのにってところが落ち込むのです。
これが、周りの人が私に向かって暴言吐くとかなら避けたくなるのも自分で納得いくんだけど、本当に本当に幸せなことに私の周りの人たちは本当にみんな良い人なんです。
なのになんで私は・・・・・・・・・・と罪悪感でいっぱいになります。
どうにかならないものだろうか・どうにかしなくちゃと、冷や汗かいて気を失いそうでした。そんなに大げさでもなく。
絶対に泣いちゃいけないと思って泣かなかったけど。
幼稚園のとき、バレエが習いたくて習いたくてお母さんにねだってお教室に連れて行ってもらったけど、どうしてもみんなの輪に入れなくて、お母さんの服に隠れながらみんながレッスンしてるのを泣きながら見ていたときの、あの情けなさを思い出します。
こういう気持ちってみんな同じなの?
ここががんばりどころなんだろうか。
もう進む方向は決まってるんだから、ここで前に進まなきゃいけないんだろうか。
それともこのままでいいかな。