自分には、不足してるところがある
欠けているかも知れない。
満たされない心は、外に向かいます。
あれもない、これもない。
お金もない、知恵もない、家もない、愛もない。
私もそうでした。
ないない病でした。
愛を知らない魂は、
何かを身に付けてしまえば
自分の欠けたところを補えるという錯覚で生きてしまっていたのです。
だけど、自分という「愛」と出会った
時から
貴女の心は
内に向かうのです。
内側にある小さな宇宙。
今迄は、外に在る大きな宇宙の月を見ていた。
しかし、その月は自分の内側にあったと気が付いてしまった。
マジックはなかった。
自分を愛することに苦手な少女は、
この映画の物質的な冒頭から
憧れて
濡れた髪でギターをポロリと
弾くありのままの姿に自分を投影してしまう。
あまりにも出来過ぎな脚本と演技だけど
何故か
惹かれてしまう。
最後の土砂降りの雨の中のラストシーンと冒頭のティファ二ーでの美しいシーンの
コントラストが刺激的です。
愛を見つけてよかったと思う女性と
冒頭のティファ二ーシーンで終わる女性と
分かれていきますね。
愛か？物（高級ブランド）か？
いや待てよ、
女性は、
二つとも欲しいのでしょう。
笑
