Amarillaがいつか踊ってみたい憧れの曲
シギリージャ。実はこのスペイン滞在がきっかけでそう思うようになったのです
それはセビージャに来て初めて訪れたタブラオCasa de la memoriaで出会いました。
その日の演目(日替わりで演目が変わる)は『La Siguiriya』…英語で言うと『The
ジギリージャ(まさにシギリージャという意味)』…これでもか
てくらいシギリージャで埋め尽くす
シギリージャ祭りなのかなと思ってしまったのですが
そうではなく、フラメンコを何曲か披露するなかで料理のコース
に例えると『今日はシギリージャがメインディッシュ
』という感じです。他の日の演目には『元気なフラメンカ』だとか『木曜』なんてのもありました。
その日はユカちゃんとそのクラスメイトで台湾人のローリーと一緒でした
ローリーは台湾で少しフラメンコを習っていたそうですが、その時は語学留学で来ていました
そのローリー曰く…『シギリージャかぁ
眠ってしまうかも
アレグリアスなら目が冴えるんだけど
』…わかります
シギリージャがどんな曲なのか一言でいうと『重い』です。とても重い曲です![]()
簡単に説明するとフラメンコのなかでは最も歴史が古く格調の高い厳粛な曲で、歌詞も『絶望』『死』などをテーマにしたものが多く、逃げようのない苦しみが歌われています。魂が吸い取られてしまうかのように
観るのもエネルギーが必要な曲・・・だから眠くなってしまうのです![]()
しかし、そんな心配は要りませんでした
目の醒めるようなシギリージャ・・・体は細くとも力強く、キレの良い踊り手さんで『これこそヒターナ
』て感じでしょうか
瞬きをするのも勿体ないくらい惹きつけられる踊り手さんでした
余談ですが、Amarillaは個人的に多少肉付きが良い踊り手さんがタイプだったのですが、この日から『細い人もイイかも~
』なんて思っちゃったりしてね![]()
そしてフィナーレに近づくにつれ振りも激しく
ナント踊り手からうめき声が聞こえるのです
言い方は悪いのですが、もがき苦しむ・・・『壮絶な死に様』を間近で見ているようでした。とても衝撃的で、人間の限界である状態を踊りでここまで表現できるのか・・・というのが厳粛さを目の当たりにした感想です。
最近知ったのですが、シギリージャの歌詞には『神』もよく登場します。極限の状態で人間は神に祈るのです
心底祈るからこそ人々に深い感動を与えるのかもしれません。
これをスタートに何と例えたら良いか・・・この旅のテーマ曲
まるでとり憑かれたかのように
シギリージャはAmarillaのセビージャ滞在に付きまとい、旅を語るに外せないヌメロ(曲)となります。度々登場しますのでヨロシクね![]()