旅行記の目次と概要は
2014年8月1日(木)
晴れ
【日帰りでメテオラへ】
♪本日の活動スタイル
エアリズムスリップ
半袖ワンピース
素足
サンダル。
終日この格好。
6:15
起床。
7:15
朝食は食べずに準備だけしてホテルを出発。
前日にフロントのお兄ちゃんに教えてもらっていたので、列車の駅がある 『ラリッサ』 まではメトロでも行けるがタクシーで行くことに。
フロントには昨日のお兄ちゃんじゃないおじいさんが座っていた。
今からタクシーを拾いたいと言うとタクシーが待機している場所を教えてくれた。
どこへ行くのかと聞かれたのでメテオラと言うと、「じゃあ今晩は帰って来ない?」 と言われたので、
「ううん、帰って来るよ」 と言うと
「そんなの無理」
と驚いた顔で言われてちょっとウケた。
確かに、日帰りでメテオラに行くってことは、新幹線で名古屋⇔博多を日帰りでっていうのと同じくらいだからね。
帰って来れたとしても
「一体何しに行くんだ」
と思われるだろう。
タクシーに乗り、車内にある時計を見ると
7:24
26℃
とあった。
7:32
ラリッサ駅到着。
約15分で着いた。
言われた値の5ユーロを払う。
入口入ってすぐはこんな感じ。
(写ってないけど緑の←)
私たちは、事前にホームページから予約していたので
(予約した時の事は コチラ★ )
(写ってないけど紫の■)右側にInfoの窓口があったので、あらかじめ印刷しておいた予約時にメールに送られてきたチケットみたいなのを差し出すと 「あっちへ」 と言われる。
その「あっち」は(左の人は写ってないけど)赤の○
改札マンみたいな感じの人が居てさっきと同じものを見せると、旅客一覧表みたいな表と照らし合わせて私たちの名前に○をして返却。
「乗り場そこ1番」
とだけ発し至って普通の対応(笑)
切符と交換とかはないらしい。
7:35
あっけなくホーム①に来た。
おじさんの真後ろがホーム①
出発まで1時間弱はある。
まあ、聞いた通りの何とも殺風景なこれがヨーロッパの、一国の、首都の、主要駅とは思えない風貌。
ホーム内は、たくさんではないけどベンチもある。
タバコOKらしく灰皿があった。
EVEREST(ギリシャのスタバ的な感じ)もある。
Sサイズのコーヒーが1.20。
電光掲示板はあるにはあって、ちゃんと(私たちが乗る)列車番号も出発時間も行き先も載ってるんだけど、何番ホームとかの乗り場が載っていない。
しかも、どこにもホーム①とかの表示もない。
みんなどうやって 『ここで合ってるのかどうか』 の判断するんだろ
時間が過ぎるにつれやっぱり不安になってきて喫煙中のおばあちゃんに印刷してる紙のギリシャ語で「カランバカ」 と書いてある単語を指さす。
「私も同じ列車よ」 みたいな返事と解釈する。
8:15
それっぽい(笑)列車がホームに入って来た。
どう見ても警備員でしょ!みたいな人に 「カランバカ?」 と列車を指さすとうなずかれたので乗り込む。
印刷した紙のCOACHに3とあったので3号車へ。
私たちは、11番と13番の席で指定していた。
が、進行方向と逆
日本みたいに座席の向きは代えられないと知ってたから慎重に選んだつもりだったのに
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3号車で言うと、
●アテネ⇒カランバカ
30、40番台が進行方向
●カランバカ⇒アテネ
10、20番台が進行方向
*22、28と31、38の4席が向かい合ってる。
=その横の座席も同様に向かい合ってる。
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ビックリ
まさかの定刻出発
日本みたいにアナウンスも車内掲示板も何もないから地味に出発(笑)
列車内は、トイレもあるし食堂車もある。
座席には、テーブルも荷物入れの網も足置きまである(ってバカにし過ぎかな?)
シートピッチはこんな感じ。
太くてごめん
いや、上から撮ったからや
ギリシャ国鉄884
カランバカ行き。
8:27アテネ発
13:18カランバカ着
乗車時間;4時間51分。
出発して30分くらい経った頃 『切符拝見』 で車掌さんが来る。
印刷した紙を渡す。
返される。
終わり。
やっぱり切符とかないらしい。
車窓からの風景を写真撮りたいところだけど、窓が汚くて撮れやしない
朝ごはんを食べたり、お喋りしたり、寝たりして時間を過ごす。
「途中のトリカラという町でかなりの人が降りて行くのでつられて降りないように注意」
という口コミを読んでいた私。
ずっと頭に入れてた。
トリカラ(TRIKALA)到着前にほぼ全員!
ってくらいの勢いで降りる準備をし始める。
カランバカ行きだから終点まで乗っていれば大丈夫♪とわかってはいてもこれはマジ焦る
ちなみに、この日トリカラ着が私のデジカメでは13:46だった。
ってか、この時すでにかなり遅れてんじゃね
かなり遅れるとは聞いてたけど、こりゃあすごい!
定刻発車だったから期待してたんだけど(笑)
さてさて、カランバカ着は結局14:07でした
49分遅れ、Thanks(笑)
駅を出てすぐタクシーが何台か待機してるのでタクシーをチャーターして周るっていうのが一般的なスタイルで、私たちもその予定。
でも、お腹が空いたのでタクシーに乗る前に駅前のスーパーでお昼を買おうということに。
歩き方の地図通りに駅を出て直進して突き当りまで来たけどスーパーなんてない。
・・・どうも潰れたっぽい。
そこで左折し歩いてると 「メテオラ、タクシー?」 と呼びこまれる。
まずは食べ物なんだよ!
その後タクシー!
スーパーないか?
と聞いたら妙なチキン屋さんとか勧められる
無視して直進するとちょっと開けたっぽい所に出てそこを右折したらお店が何軒かあり、私はベーカリーで3品くらい購入。
んで次はタクシー。
これが居ないんだ
駅方向へ戻ってやっと1台捕まえて 「メテオラ」 と言うと 「2時間で40ユーロ」 と言われる。
はい、知ってます。
ボラレてないことも知ってます。
乗ります
私のメテオラの目的は、あの断崖絶壁を写真に収めることであり、修道院に入ることは二の次だった。
なので、修道院によって一般開放をお休みしている曜日があるんだけど、正直それはどうでもよかった。
外観が撮れればそれで。
なので、名前すら覚えることなくバシバシ撮っただけ
今写真を見返すとどの修道院なのか全くわからないという
14:34 車窓から
14:43 (これは覚えてるぞ)メガロ・メテオロン修道院の入口にて。
左を撮ったの図。
同じく右を撮ったの図。
タクシーは、チャーターしてるわけなので、行きたい所を指定すればそこへ連れて行ってくれるし、お任せコースも出来る。
私たちは、お任せコースにした形なんだけど、今思えばちゃんと 「ここには行きたい!」 と決めておけば良かったなと。
ツアーじゃないので修道院の滞在時間はお客さん次第。
戻りたい時間にタクシーに戻ればいいだけ。
その間運転手さんは待ち続けてくれてる。
私たちは、このメガロ・メテオロン修道院に最初に来たわけなんだけど、総本山的な修道院だから運転手さんは、私たちはてっきり中に入って来ると思ったんだろう。
写真だけ撮って戻って来たから一瞬
「え?もう?」
みたいな顔してた(笑)
15:06
15:09
ここで運転手さんにここに行きたいと歩き方のページを見せると、それは 『アギア・トリアダ修道院』 で今日(木曜日)は休みだと言う。
私 「いや、休みなのはいいんだよ。こういう写真が撮りたい」 と言うと、わかってくれたのか、わかってくれなかったのか話が通じずまま(ホテルやレストラン従事者に比べてどうしても英語力に限界があるみたい)
まあいいやと思って奥へ行ってみると・・・
来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
コレ、コレ、コレ!!!
これが撮りたかったんだよ ・・・って実際口にしたしね(笑)
ここ、すんごいポイントで、左側はコレ
正面を覗き込むとコレ
上の2枚の修道院と人間が入るとこうなる。
ここはエアAmarclyでしょ!
Mはお昼を食べたり、私はレンズを変えて色々撮ったりしてここには結局30分くらい居たという(笑)
運転手さんも苦笑いしてた
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◆タクシーは、どの車だったかわからなくなるからナンバーを写真撮っておいた方が良いというアドバイスがあったので実行したけど、運転手さんの顔や服装も覚えておくともっといいと思った。
*さすがに運転手さんの写真は撮れぬから(笑)
何か所も行ったわけではないけど、修道院の駐車場にはお水が買えるお店やちょっとしたお土産屋さんがあった。
タクシーを降りる時は、カメラとお財布が入ったバッグを持って降りて、お菓子や上着が入っているバッグは車内に残した。
私たちが降りた後車のエンジンは切るし、窓も閉めてるので悪くなりやすい食べ物は注意。
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◆修道院は、2軒入ったけどどちらも入館料は3ユーロだった。
◆ヴァルラーム修道院内でトイレに行った。
無料でトイレットペーパーもあった。
たくさんの方が口コミなどで書いてるけど、修道院に入る時は女性はパンツも例えロングでも×。
入口で巻きスカートみたいなのを無料で貸してくれる。
貸してくれると言うか、置いてあるので勝手に取る感じ。
これがなかなか可愛かった。
私はプチ潔癖症なので誰が使ったかわからないってのはNGなので、あえてこの日はロング丈のワンピースを着た。
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16:18
ヴァルラーム修道院に入る。
*帰宅後ガイドブックで確認(笑)
ここでは、入館料を払った後に巻きスカートを取る仕草をしない私の脚を(わざわざ席を立って)確認して 「Youre OK」 と言われた。
ここは、修道院よりも展望台のような場所から一望できる町並みがツボだった。
16:50
こんな所に着。
先を進むとこれまたな撮影スポットだった。
運転手さ~ん、わかってきたじゃぁん
しかも 「3人で撮ってあげるよ」 と。
*カランバカの駅でタクシーをシェアしませんかと日本人の女の子から声を掛けられ3人で行動してた私たち。
私の過去の経験上、外国人の方はどうも地面を写真に入れたがる傾向がおありのようで心配してた。
許容範囲!!!
ってか、他2枚はやっぱりな感じだったけど。
でも良い所に連れてきてもらえて良かった♪
これにてメテオラ観光は終了。
駅へ向かう。
カランバカの駅へは17:02に到着。
40ユーロぴったしを渡す。
帰国して思ったんだけど、2時間半くらいのチャーターになってたよ
このカランバカ駅は、アテネの駅よりひどくて掲示板もなければ改札もない。
切符売場の人が1人居るだけ。
その切符売り場の人にアテネ行はと聞くと、今止まっている電車だと言う。
すぐ真ん前のホームに止まっていた列車に乗る。
でも数人の乗客が何やらソワソワしている。
どうも同じ時刻に反対方向へ出る列車もあるようで、この列車はどっち行きなのか?みたいな話をしてる。
「なんだよ、このシステムはよ」
飲み物を買いに食堂車へ行き、売店のおじさんに印刷した紙のアテネという言葉を指さし(英語通じずだったので)これはアテネ行の列車か確認する。
私たちは間違いなかった。
食堂車ではコーラを購入。
駅では何も買えない!
細い缶で1.60ユーロ。
まあね。
これまたビックリ!
定刻出発。
ちなみに、同じ時刻に出発する列車は来てもなかった
ギリシャ国鉄885
アテネ行き。
17:32 カランバカ発
22:12 アテネ着
乗車時間;4時間40分。
帰りは、想定通り爆睡(笑)
ホテルから持って来てた使い捨てスリッパがとっても役に立った
23:01
アテネ着。
49分遅れ(笑)
帰りもタクシーで帰ることに。
駅を出た真正面がタクシー乗り場になっていて何台も客待ちが居たのですぐ乗れた。
一応乗る前に
「このホテルまで。いくら?」
と聞いた。
「わからない。メーターだから」
という回答。
お!メーターか、このタクシーは!と言うことで乗車。
メーターは、1.19からスタートしてた。
23:17
ホテル着。
タクシー代は、5.29ユーロだったのでチップを含め5.50支払う。
夜は何割増かになるので、朝の5ユーロはボラれたのかもしれない。
23:30
お昼に買ったパンの残りで部屋夕食。
2:30
就寝。
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■今夜のお宿も
『Metropoleou Hotel(メトロポリスホテル)』
キャミ・長袖Tシャツ・10分丈でも薄いジャージ
エアコン25℃弱で朝までぐっすり。
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明日は、私的 『アテネと言えばコレ!』 のパルテノン神殿に行き、午後はのんびりした後買い物へ。