手術から10日経って、大分落ち着いてきました
今回の手術は
右足首の外側の骨の骨折と
アキレス腱の奥、かかとの骨の骨折を、2カ所
チタンのプレートをスクリュー固定する、というものでした
11日 (金曜日)
前日の夜から継続で、朝からお水もご飯も禁止です
朝、先生がいらして点滴の針を血管に装着
手術中は全身麻酔で呼吸が止まる為
人工呼吸器の金属の太い管を口から挿入するため
前歯を損傷しないように事前に作ったマウスピースを装着
10時に手術室に到着するように、10分前に病室を出ました
手術室に着くと、主治医の先生初め手術をして下さるチームの先生方4人
麻酔科の先生の方々、助手をしてくださる方々がいらっしゃいました
他にもどなたかいらしたようですけれど、良く判りませんでした
台の上に横になると、麻酔科の先生が「大丈夫ですよ」と
不安で涙ぐんでいる私に、声をかけて下さいました
「何か入ります」という声が聞こえて、すぐに意識が無くなりましたので
その後の様子は判りません
骨と骨を繋ぐ音も、全く記憶にありません
その後、手術後の強い痛みを緩和するために
神経ブロックもして頂いたとの事です
神経ブロックは、、無意識の間でも酷い痛みを感じると
治ってからでも、痛みを感じることがあるそうで
その予防にもなるそうです
無事に手術が終わり、手術室から、14時20分過ぎ位に
集中治療室に戻った所で声を掛けられて
一時うっすらと意識が戻りました
集中治療室に移って、人工呼吸器の管は外されても
まだいろいろ繋がれたままです
左手の点滴は、痛み止め、化膿止めその他が継続していて
右手には血圧計
胸には心電図を見る装備
指先には、呼吸や心臓の状態を見るメーター
その他、体温計と尿量測定と
いろろな装置とカテーテルがが装着されていて
全てモニターで監視されています
喉が渇いて水が飲みたい、でも吐き気があって飲めない
寝ていても、体が揺れて移動している感覚で
何かに乗って動いては、意識が戻るという
夢うつつの状態でした
18時頃には、又一時意識が戻り
驚いたことに、食べられるはずもない流動食が出てきました
その後も身動きが出来ないままに
感覚は体が動いているような朦朧とした状態でした
全身しびれたようで、痛みはまだあまり感じなかったけれど
身動きできないのに、何かに乗っている感覚が続き
朝までの意識が朦朧とした長い長い時間が流れて行きました
翌朝、今度は普通の食事が出てきました
食欲などあろうはずはなく、そのままお返ししました