イカです。
だいたい半年に一回は『産業医』なる特殊な医者に通ってます。いや、表現が変だな・・訂正しよう。
『会社がブラックにならないように強制的に送り込まれてる』と言った方が正解だろう。産業医は病気で行くわけでは無く、過重労働者が体を壊してないか?を診断し、労働者にとって過重労働が認められた場合、産業医から会社の方へ労働形態の見直しなどが勧告される。場合によっては労働基準監督署に通告されるとかされないとか・・。
先日も産業医に行ってきたのですが、先生といろいろ話す(面談)しているうちにうっかり言ってしまった・・・

『先生、ここは心療内科ですね』


さて、CRMです。
厳密に言えば、CRM250RR 4型 MD24-140 ・・・この型式の違いが微妙なパーツの互換性を妨げる結果となるが、常に進化してきたとも言える。
おまちどう様でした、CRM250ARのラジエーター移植の続きです。以前のブログで『取り付けはしたが使えない』と書きましたvvv

まず、CRM250ARのラジエーターはCRM250RRに『取り付け』は可能です。『可能』というのは、要加工という事です。ただし、ARのラジエーターにはRRオイルタンクを取り付けるブラケットが無い。すなわちRRのオイルタンクの取り付けはできないって事。逆に、3型・2型のフレーム内にオイル(2ST)を収納するタイプならばドンピシャかもしれないが・・・。

とりあえず、ARのラジエーターにRRのオイルタンクを取り付けるためのブラケットを移植しました。
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これでオイルタンクの取り付けは可能になります。
ではでは~ラジエーターの取り付けができたので、ついにチャンバーなんか取り付けてみましょう!
私のCRMについていたチャンバーはプロサーキット・プラチナム。言わずと知れた社外品・・・個人的にはノーマル戻しにしたいのだけどネ~まぁ~せっかく付いてたからそのまま使うとしよう!
ところが、チャンバーを取り付けてみたが、どうにも合わない?!どうやっても・・・

ラジエーターにチャンバーが当たって入らない・・・
(写真が無くてすまん)
おかしいなぁ~フレームへの取り付け寸法は変わらないし、冷却水のホースの取り回しも問題ないのになぜ?!
取り付ける角度が悪いのかと四苦八苦したがやはりチャンバーとラジエーターが当たってしまう。なぜ?
なぜ?
なぜなぜ??

RRとARの進行方向に向かって右のラジエーターを比べてみた結果、意外な事実が判明した!!
赤丸部分に注目してほしい
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左がRRのラジエーターで右がARのラジエータ。
もうお分かりですね!基本的にOFF車はアップマフラーになるためチャンバーはラジエーターの真下を通ります。したがってCRMもラジエーターの真下をチャンバーが通過する分けですが、RRはラジエーターの下部が斜めになっていてチャンバーを上手く逃がす構造になってます。一方、AR用は角形に出っ張っています・・・そう、AR用はAR燃焼構造上、チャンバーのセット位置が違うためラジエーターにチャンバーの『逃がし』が無いのだ!!
これは・・・・

誤算だった・・・

ゆえに、結果から言うとARのラジエーターはAR以外に流用は不可能であると言う事がここで証明されたわけだ・・・・。
なんてこった・・・ここまでやったのに・・・・(泣)

つーことで、荒ぶるCRMをここまで応援していただき誠にありがとうございました・・・。
これで荒ぶるCRMは静かに終わりを告げる事となりました(苦笑)
それではみなさん、またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
ではまた!(大泣)

アディオス・あみ~~~~あみ~~~~って

終わるかゴラぁ!!!!

イカをなめんじゃ~ねぇ~よ!!
イカは乾燥した方が旨味が出るんだよ!!
嗚呼、言ってたよ彼は・・・俺の尊敬するハンニバルは言ってたよ・・・
『不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する!俺たち特高野郎Aチーム!』
いや、悪じゃないけどねvvv
合わないなら合わせりゃいいんだよ♪
少なくとも私のブログをご贔屓にしていただているメカニックの皆さんはこの方針を崩さない兵ばかりだぜ!
負けちゃいられない・・・・やるぞイカ!

ラジエーターを加工することは不可能なのでチャンバーを加工します!
必要な工具は

ハンマーです!
ラジエーターと冷却水ホースがHITする部分を熱して叩く!!
熱して叩く!
叩く!
叩く!
叩く!!!!!!
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↓↓↓
鍛造チャンバーの誕生だ!!
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(泣)
ぶっちゃけ社外のチャンバーは内部にグラスウールが入っていないのでこの程度叩てつぶした処でなんの問題もありません。別に1秒を争うわけでもないしな。
しかし、それでもラジエーターとチャンバー、ホース類にかなり近いのでデイトナの粘着断熱材
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を使って保護します。てか、これで2600円って高過ぎじゃないっすか?!
こんな感じで巻き付けて~~
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ステンレスの針金で固定。
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ラジエーターの端っこにもぺったりvvv
てか、熱いところを熱い物から保護するってなんか意味あるのかな(苦笑)。まア~なるべく熱伝導は低い方がいいからねvvv
これに鍛造チャンバー(仮名)を組み合わせるとこんな感じに逃がすことができました♪
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(逃げてはいるが・・・けっこうギリギリ)
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これでチャンバーの難題は解決!
って、これで解決としていいのか???
以上の内容からCRM250ARのラジエーターはCRM250RR(4型)には流用不可能と位置づけする。
もし、どうしても流用したいのであれば、オイルタンクのステーの移植、チャンバーの加工が必要だという事を前提におこなって欲しい。
もしくは、右側のラジエーターだけRRの物を使うか、その際は冷却水のホースの取り回しが大きく変わるのでホース類をオリジナルで作らねばならない。あとキャブレターウォーマーの配管も大きく変更しなければならない。

内容的に『ちゅー坊がママチャリのハンドルを絞った』と大差ないような気が・・・(苦笑)
これで大きな部分はほとんど終わりました。
まだ細かい部分が残っているし、まだこの時点ではエンジンに火が入っていないので(取り貯めたネタ)ぼちぼち書きます!
エンジンが死ぬまで『荒ぶるCRM!』は終わりませんから♪

ではまた!
☆アディオス・アミーゴ☆