イカです。
どうにも忙しくてゴリラに乗るどころかジェネレーターカバーを磨いてる時間もありません(笑)
正直、屋内保管とは言いがたい(納屋だし)保管状態で、磨いてもやれずこのまま朽ちていくのではないかと心配でなりません。

さて、以前購入した武川の倒立フォークを活用しようと思っているのですが、フォークの形状から見れば見るほど

理想の取り付けが非常に困難である

という壁にぶち当たってます(大汗)
武川といえどもあからさまにKSRのフォークであることは間違えない、寸法・シール類はほぼ共通。という事はこの時点で『全長が長すぎる』という壁にぶち当たる訳ですね。んじゃ~どんくら長すぎるか?っつーと・・・・
フォークのアクスルボルトを現車に合わせます。
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そして三叉の位置を合わせて・・・・
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トップブリッジを見てみると・・・・
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ドドーーン!!
倒立のアウターチューブがトップブリッジより約8センチ飛び出します!!ちなみに三叉で位置を合わせているので当然トップブリッジの位置も合うはずなのですが、倒立の三叉のステムシャフト上面に謎のボルトが付いてるのお分かりだろうか?これはGクラフトから発売されてる『ステムシャフトのびるくん』と言うちょっとネーミングセンスにかけるトップブリッジの位置を約3センチ上に上げる為のスペーサーです。
コレ↓
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フォークの突き出しが多い設定(車高を意図的に落としている車体とか)の車両に対してトップブリッジの位置を上げて突き出したインナーチューブ(正立フォークの場合)とハンドルの干渉を避けるためのアイテムである。これは・・・

『神様がくれたアイテムだ!!!』

と全てが解決した気分に浸っていたが・・・・倒立をあわせてみてびっくり!全く意味がねぇ~~~~(大泣)
ちなみにデイトナのΦ31バージョンⅡの三叉とハンドルのオフセットの関係はこのくらい。
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イニシャルアジャスターを取り付けているのでもう殆どギリギリ。

武川の倒立用フォークの三叉のオフセットは曖昧な表現だがこんな感じ。
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デイトナの三叉に比べるとオフセット量は多いものの、これだとハンドルを前側に倒すとアウターチューブに当たってしまいポジションに無理がありすぎる。実際にこの突き出し量で倒立(KSR系)を組んでるユーザーさんの殆どがフォークのトレール角度と水平にハンドルバーが立っている。私のゴリラはシートがノーマルなので若干ポジションが狭くハンドルを前に倒しているのだが・・・さすがにトレール角と水平はちと無理がある(倒れすぎ)。
ではどうするか?方法は二つ。
一つはインナーチューブの上端付近までハンドルクランプに下駄を履かせて上げてしまうのだ。
この方法だとハンドルクランプに下駄を履かせた分だけハンドルが高くなってしまうため、下駄分だけ低いハンドルを探さなければならない。

ちょっと上記の写真がいまいちなのでもう一度載せます。
これがアクスルシャフトとステムシャフトの取り付け位置をデイトナのフォークと同一位置にした倒立フォークの位置関係。
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もう一つの方法は最終手段でアウターチューブのカットです。
『凄い無理がある!』と思うが実はパイプカット(←vvv)を行って寸法調整をしているユーザーさんは少なくないのだ。実際にネットで調べてみると、その加工を行ってくれるショップが数件ヒットした。価格は不明だが調整込みで2~4万といった所だろう。かなり高価な処置になるが、一番合理的であるし見てくれも良い。

これは個人的な思いでもあるのだが、何かの車両の純正部品とかに若干の加工を施しカスタムパーツとして販売するケースはよくあるパターンなのだが、この武川のフォークに関しては『長すぎる』と分かっていながらなぜそのまま(KSR寸法)ステム周りだけ作り直して販売したのだろうか?折角ならばショート加工してから販売すれば価格の面は置いといて、もう少し一般カスタムユーザーにも手の届くアイテムになったのではなかろうか?故に性能面(お値段分?)では若干問題が残るが中華倒立フォークが売れるのでは?全てがボルトオンでは無く、自分で考えながら作り上げるのが楽しみの一つでもあるのは重々理解するが、○○用という文句で販売しているにもかかわらず難易度が高すぎるのもどうかと思う。

あれ?いつの間にか愚痴ってるわぁ~自分(笑)

そんなこんなでどうなることやら倒立フォーク!!
このままじゃ本当にオブジェになっちゃうよvvv
とりあえずアウターチューブのカットの見積もりだけでも出してもらおうかな~

嗚呼~乗りたいなー
こんな夜に~お前に乗れないなんてぇ~♪(苦笑

ではまた!
アディオス・アミーゴ
(*´Д`)