イカです!
タップをチャックから開放させる。
こうするとほぼ直角にタップが立つ!あとはタップハンドルをくっ付けて
グリグリと掘ってやれば曲がりの無い完璧なネジ穴の完成♪
使っているタップが先タップなのでタップの中央より上まで追い込んでやれば立派なネジ穴の完成です!
まいど!
最近、あんまり体の調子がよくありません。頭痛、胃痛、瞼の痙攣、足の謎のかゆみ、金欠・・・あれ?最後のは慢性病かvvvv
さて、前回の続きです。
型紙に合わせて切り抜かれたジュラルミンの板ですが、細かな細工にはいります。たとえば対向ピストンキャリパー(ブレンボのカニとか)は対向するピストンがディスクに対して常にセンターを維持するのでキャリパーのボディーそのものはフォークにアバウトに固定されても問題が無いためサポートはわりかし簡素で作りやすい。しかし、NSR50のようなフローティングキャリパーはボディーそのものがキャリパーベースのスライドピンをベースに平行移送する、作りが複雑なんだよね。今回イカが作っているのはキャリパーサポートと言っているが、実はキャリパーベースそのものなんですね。

見てのとうり謎の膨らみ(パットを押さえます!)とか凹みとかあるんです。
ただのキャリパーサポートならば位置を変えるだけ板っぺらなのですがベースとなると『機能』をもたせなければなりません。
まずは基本となるネジ穴のタップ立て。
基本的に使うネジはM8なので下穴6.8で開けます(相手がアルミなので6.5でもOK!)。ここからがタップを真っ直ぐに立てるコツ。ハンドタップは並みの人が立てると曲がります(私も)vvv
一度曲がって立ってしまったネジ穴は修正不可能。ではどうするか?タップは始めの食いつきさえ真っ直ぐ入ってくれれば後は何事もなく真っ直ぐ進んでくれます。ボール盤のチャックにタップを銜えさせハンドルを下ろし、下穴にタップを軽く突っ込み、『手』でチャックを回しながらタップが母材に食いついた所で、





ちなみにタップを立てる時はオイルを付けますが、わざわざタップ専用オイルなんて買う必要はありません。残ったエンジンオイルで十分です。

若干手間はかかりますが、紛れも無く『命を守る部品』なので手抜きはしないように!!使う部位に必要な強度を考えて材料の選択と加工方法を吟味しましょう♪
次回はフライス加工に入ります。
ではまた!
アディオス・アミーゴ!
(急ぎ足ですんません;;;;)