七夕物語 | ゚*☆*~ Amaranth ~*☆*゚

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それは赤紫色をした伝説上の枯れない花



☆~Pureness~☆

*~七夕物語~*




七夕・月の舟  

*~七夕~*



7月7日七夕の夜


天の川を隔てて輝く


わし座の1等星


アルタイル


(牽牛星)彦星と


琴座の1等星べガ


(織女星)織姫が


一年に1度だけ


逢うことを


許された夜 ……



このお話は中国で
生まれ日本に語り
継がれた伝説です。


中国で作られた
「七夕伝説」の
原作では……


「織姫が、月の船
(上弦の月)に乗って
天の川を渡る」と
あります。


昔は「七夕」を昔の暦
「旧暦」「太陰暦」で
行っていました。


「旧暦」「太陰暦」
とは、月の満ち欠けに
基づいたカレンダーです。


旧暦7月7日
七夕の日は
新月から7日目。


南西の夜空には
月齢6の、上弦より
やや細身の月が
天の川の西岸に
輝いています。


上弦とは、新月から
満月に向かうちょうど
真ん中の月で、夕方に
見えるほうの半月


朝方に見える半月は
下弦の月です。


上弦の月は、半月……
ちょうど「船の形」を
しています。


上弦の名前の由来は
月を弓に見立てた
呼び方です。


日が変わる頃
沈むとき……
その弓の弦が上を
向いているのです。



その月を舟に見立て

上弦の月の笹の舟に

乗り……


彦星と織姫は

年に一度

会いに行くことが

できる……



その舟が

7日の夜には

天の川の西岸にあり



そして

一晩か

二晩かけて……

東岸へと

動いて行くのです。



まさに
天の川の西岸に輝く
織姫星をのせて
天の川を渡る舟と
解釈できます。


七夕伝説の
逢瀬の夜が
旧暦7日に
設定されたのは
本来は他の理由
だったのかも
知れませんが


この月を
舟に見立てた
という理由も
あったのでは
ないでしょうか


月は毎月
西から東へ
天球上を
移動しています。



「天の川」を

西から東へ

横切っているのです。


月は毎月
天の川を
西から東へ
横切っていますが


「上弦の月」の姿で

天の川を横切るのは

旧暦の7月7日だけ。



天の川の

西には「織姫」

東には「彦星」が

います。



一年に

一度だけ……

船の形をした

月に乗り

織姫が天の川を

西から

東の彦星の許へと

渡って行くのです。



逢いたくても

一年に1度しか

逢うことが

許されない…

切ない

織姫と

彦星の思い

願いにかわり

私たちは

願い事を

短冊にしたため

七夕の夜を

迎えて居るのです。



哀憐悲恋の


*~七夕物語~*




記:2013.07.07

出典:livedoor

☆~Pureness~☆

本人投稿記事加筆