きっと私の血は白色

なぜだろう

物心ついた時にはそう思っていた


あなたとは違う

あなたはちゃんと

燃えるような赤色の血


私の薬指から、ヒタリ


あなたの血と交わって

きっとできる血は

鮮やかで、かつ、甘い色した

ピンクの血